2012年7月26日木曜日

リフレ派のささやかな政治的な勝利

このエントリーをはてなブックマークに追加
Clip to Evernote
Pocket

2012年7月は、雨乞い経済成長派の浸透率が低い事が判明した一方で、リフレ派にささやかな政治的な勝利がもたらされている。さらなる金融緩和に積極的に思える、元野村証券チーフエコノミストの木内登英氏と、元モルガン・スタンレーMUFG証券チーフエコノミストの佐藤健裕氏が日銀政策委員会の審議委員になったからだ(日銀日経)。

これは与野党の議員の間に、現在の日銀の消極的に見える金融政策に不満が募っている事を示しているように思える。国会での議決を通した決定なので、世論調査よりも強く傾向が出ているのは間違いない。

量的緩和自体には行き詰まりを感じるが、目標インフレ率の引き上げや、日銀が保有する国債の期間構造の変化、危険資産の積極購入などの手段はまだあるので、年末までに金融政策の方向性に少し変化が見られるかも知れない。特にユーロ危機が深刻化した場合は、大きく政策が変化する可能性がある。

0 コメント:

コメントを投稿