これまで何回も映画館に対応してもらっていたので今後はお断りと言われてショックを受けた車椅子ユーザーが𝕏/Twitterに愚痴ツイートを書き込み、映画館がスタッフの対応を謝罪したのだが、なぜか盛大に非難を浴びている*1。しかし、現在分かっている情報からだけでは、車椅子利用者は非難にあたらない。利用できて当然と思っている節はあるが、利用できていたのだからそう思うことは責められない。
2024年3月25日月曜日
2024年3月20日水曜日
埼玉県の在日クルド人集団への対策は、SNSで議論がはじまる前から方針が定まっている
2024年3月14日木曜日
フェミニズムがトランス権利活動家に侵食されたのは、ジェンダークリティカルな学者がさぼっていたから
2024年3月8日の国際女性デーで、国連女性機関(UN Women)がイギリスのアンバサダーにトランスジェンダー女性を任命したり、生物学的男性のタレントのIKKO氏がHAPPY WOMAN賞を受賞したりと、生物学的女性の露出と権利主張が減り、トランスとシス(非トランス)の境界を重視するジェンダークリティカルな学者の怒りを買っている。
2024年3月12日火曜日
ジェンダー平等とジェンダーフリーは異なる概念だし、ジェンダーフリーの方は利用非推奨でして
新聞でアカウント名が言及されるほどの著名ネット論客の青識亜論氏が、「思想なき思想の時代」と言うエントリーの中で、ジェンダー平等に「ジェンダーフリー」とルビをつけているのだが誤りだ。
ジェンダー平等を英訳すればgender equalityなのは指摘するまでもないが、福嶋 (2008)「「ジェンダー・フリー」ということば」によると、1995年頃から使われはじめた和製英語で、「「男女平等」に替わって「ジェンダー・フリー」が用いられた」とあるが、ジェンダー平等とは別概念。なお、2006年に男女共同参画担当課が、ジェンダーフリーは意味不明なので使うなと都道府県と政令指定都市に通達を行っている。
2024年3月7日木曜日
県営公園での水着撮影会新ルールは、公園管理者の裁量権内で、なるべく自由に実施できるように配慮されているよ
昨年の騒動を受けて、2024年3月5日に出た「埼玉県営水上公園における水着撮影会開催の手引き」がSNS界隈の表現の自由戦士の皆さんに不評だ。このルールの土台となる提言「埼玉県営水上公園における水着撮影会の在り方について」をまとめた検討会の委員は非公開なのだが、左派やリベラルは風紀に厳しいと文句をつけている。
2024年3月6日水曜日
H&Mの広告が炎上したのは、女の子をおめかしして可愛くみせようとする社会慣習を肯定していたから
2月中旬にオーストラリアでアパレルメーカーのH&Mの"Make those heads turn in H&M’s Back to School fashion."(拙訳:H&Mの新学期ファッションでみんなを振り向かせろ)と言うスローガンがついた広告が炎上した。ぼちぼちと日本語でも解説が出ているのだが、女の子がエロティックに見られて性的虐待を受ける危惧があるような話がされている*1。しかし、そういう話ではない。