IEEE Spectrumが、東京大学大学院情報理工学系研究科でサイコミュ搭載の電気自動車が開発中だと伝えている。大学院生の深山理氏らが開発している電気自動車は、IEEEの国際会議(IEEE Engineering in Medicine and Biology Society annual conference)で成果が報告された。ただし、ネズミ用の"RatCar"だ。
2010年10月31日日曜日
解剖をしないで脳内の連係が分かる3D画像
正確に脳内の主要な神経束がどこにあるか知ることは、脳神経外科医にとって計り知れないほど重要なことだが、従来は解剖無しにそれを知ることができなかった。しかし、MRIの情報を脳内の連係が分かる3D画像に変換する装置を、オランダ科学研究機関(NWO)の支援を受けて、オランダのアイントホーフェン工科大学のVesna Prčkovska女史が開発した。これで個別の患者の神経束の位置を知ることができるそうだ。女史はこの研究で、博士号を取得した(ScienceDaily)。
2010年10月30日土曜日
中国のスーパーコンピューター天河1号は、新規性が無く外国部品の寄せ集め
中国が開発したハイエンド・コンピューター「天河1号(Tianhe-1A)」が世界最速となる見通しとなって、メディアが大きく報道している。欧米の一般誌では、米国の経済力を凌駕する兆候だと報じている(Mail Online、WSJ、産経ニュース)。しかし、宣言された演算能力の高さはともかく、その機構的には新規性が無い。
2010年10月29日金曜日
十年後の自動車にドライバーは不要?イタリアから中国まで自動運転のバンが走りきる
欧州委員会欧州研究会議の150万ポンド(約1億3000万円)の資金援助を受けて、カメラとレーザー・センサーからの情報で自動的に車線を判断し、障害物を避けて進むコンピューター制御の自動走行バンで、イタリアから中国まで約13,000Kmを走破する実験が行われ成功したようだ。この自動操縦システムは、GOLDと呼ばれている(Mail Online)。
Javaが好きなの嫌いなの?auの方針転換にやや呆れる
ケータイ・アプリは、今やごく一般的なものとなっている。しかし、各社で取り組み方に違いがあり、NTT DoCoMoのiアプリ(DoJa,Star)、ソフトバンク・モバイル(SBM)のS!アプリ(旧V!アプリ)は互換性を保ちつつ発展してきたが、KDDI auは方針転換が激しく右往左往しているように感じる。先日報道されたEZアプリの方針変更は、約8年をかけてもとの状態に戻ったと言え、混迷が際立っている。
2010年10月28日木曜日
カゴの中の水着美女
動物愛護団体PETAは、過激な抗議行動を行う事で有名だが、最近は露出度の高いセクシーな写真がお気に入りのようだ。
右の写真は、Found Shitにアップロードされていた抗議活動で、檻の中に黄色いビキニの女性たちが、「Chicks suffer for eggs.」というプラカードを持って座っている。
手先が球!ドラえもんの手は工学的に優れていた
従来のロボットの手は、人間の手先を模倣していた。しかし、工学的に優れたアプローチとは言えなかったのかも知れない。シカゴ大学とiRobot社が開発した汎用的に使える「手先」は、指に該当するものが全く無い(Cornell Chronicle)。
2010年10月27日水曜日
広告効果でもAndroidがiPhoneを急追中
Millennial Networkの調査によると、2010年9月にAndroid端末からの広告収入が、iOS端末(iPhone、iPad、iPod touch)からを上回ったそうだ(PCMAG.com)。
日本のあのオフィスビル内の水田が世界に漏洩する
大手町のオフィス街にある、人材派遣会社パソナのビル内300平方メートルの水田が、新規のリラクゼーション施設として紹介されていた。1回の収穫で約50Kgの米が収穫され、カフェテリアで調理に使われているとのこと。食料自給率たった50%に向上させる、重大な試みと皮肉をこめて紹介されている(POPSCI)。
2010年10月26日火曜日
そこ、後方に立つと危ないですよ
科学や技術に関連したクイズを行う、オーストラリアのTV番組シリーズCleverの特番Mega-Cleverで実験された動画が話題になっていた。旅客機(Germanwings A319)の後方にバンを置いて、ターボファン・エンジンの威力を確認したものだが、航空機のエンジンが強力なものだと直感的に理解できるものとなっている。
生物多様性の保護を訴えかける14歳の少女が書いた絵
絵心が無いのは自認しているが、第19回国連子供環境ポスター原画コンテストの1等の絵については、一見する価値があると思ったので紹介したい。香港の14歳の少女、Coco Tin Chi Tingさんが描いた絵だ(UNEP)。
2010年10月25日月曜日
空港の新型X線検査機は、ペットボトルの中身も識別する
英国では2006年8月に飲み物の容器に入れた爆発物が発見されて以降、手荷物検査が厳密化されている。哺乳瓶に爆発物を忍ばせたテロリスト一家の事件を覚えている人は多いと思うが、現在では化粧品などでもごく少量の液体しか持ち込めない。長蛇の列ができる手荷物検査でペットボトルを没収されたことのある人も多いはずだ。
2010年10月24日日曜日
ハイテク義手の男性、自動車運転中に事故死する
感電事故で2005年に両腕を失ったものの、自分の意思で制御できる左のハイテク義手と通常の右の義手で、2009年には自動車の運転ができるようになった、Christian Kandlbauer氏(22歳)が事故死したと報道されている。
バストアップに新技術、脂肪体幹細胞がシリコンに置き換わる!?
米国で最も人気のある美容整形は豊胸手術で、2009年には10億ドルの市場規模があった。
この手術では、よくシリコンや整理食塩水の入った豊胸バッグを乳房に埋め込む方法が取られるが、豊胸バッグは少数だが破損することもあり、レントゲン写真に写る欠点がある。近年は脂肪注入が行われることもあるが、その大半が体内に吸収されたり、石灰化壊死を起こすため、生着するのは約30~50%に過ぎないそうだ。
2010年10月23日土曜日
190億ドルと6年間の歳月をかけて米国防省が出した結論
米軍のアフガニスタンとイラクでの戦争は、即席爆発装置(IED)との戦いだった。即席と言いつつ爆発力は脅威で、多くの米兵や現地人の命を奪ってきた。本気になったら何事にも全力で望む米軍は、効率的にIEDを処理する水鉄砲を開発し、IEDの探知にも190億ドルと6年間の歳月をかけて取り組んできた。
2010年10月22日金曜日
中国のレアアース輸出規制を一方的に非難していい理由
投資顧問会社コンテクスチュアル・インベストメンツでLLCマネージング・ディレクターの広瀬隆雄氏が、レアアース(希土類)の価格には採掘にまつわる環境汚染コストが上乗せされていないので、突然の輸出規制に関して一方的に中国を非難するのは偽善的だと言っている(Market Hack)。しかし、環境経済学の常識から考えると、広瀬氏の主張は妥当とは言えないように感じる。
自転車用エアバッグ
Mail Onlineが、自転車用のエアバッグを紹介している。これで、自転車用ヘルメットが不要になるかも知れない。
"Hvvding"と呼ばれるこのヘルメットは襟に巻くカラー状で、衝撃を感知すると0.1秒で後頭部からエアバッグが広がり頭を保護する。スウェーデン人の工業デザインの学生2名が6年以上をかけて開発した。
2010年10月21日木曜日
朝日新聞は癌ワクチン開発を阻害したい?10月15日の記事に東大医科研が反論する
朝日新聞の「東大医科研でワクチン被験者出血、他の試験病院に伝えず」という記事が事実誤認だと、東京大学医科学研究所が声明を出している(日経メディカル)。朝日新聞の記事が不適切な内容を含むのは間違いないようだが、東大医科研側の反論がまとまりなく感じたので整理してみた。
ミツバチも歳を取ると学習能力が衰える
中年以降の人で、最近、物忘れがひどくなったなと思う人は少なくないと思う。人間ではごく当たり前の老化現象だが、どうもミツバチでも同様に脳の働きが衰えるらしい。
アリゾナ州立大学とノルウェー大学生命科学学部の研究者が、巣箱を移動させた後のミツバチの年齢による適応能力の変化について実験し、この事実を確認した(Mail Online)。
2010年10月20日水曜日
宇多田ヒカルとカルト的NGO
以前、NPO日本熊森協会を批判したことがあるが、著名人の宇多田ヒカルさんが、好意的にそのNPOのウェブサイトをツイッターで紹介したことで、ネットで衝撃が走っている(ならなしとり)。右は、その問題のTweetのキャプチャーだ。
ハンガリーの鉱滓ダム決壊、汚染物質流出事故の復旧目処
2010年10月4日のハンガリーの首都ブダペストから西に約150kmはなれたヴェスプレーム県にある街アイカに所在するハンガリーアルミナ生産貿易会社の
2010年10月19日火曜日
遺伝子改造カイコは、クモの糸を吐き出す
分子生物学者の、ワイオミング大学のRandy Lewis氏とノートルダム大学のMalcolm Fraser氏が、クモの遺伝子を取り込んだ遺伝子改造カイコを作り出したと報じている(POPSCI)。
2010年10月18日月曜日
ゴージャスすぎるコスタリカの生物
右の写真は、おもちゃに見えるかも知れないが、中央アメリカはコスタリカに生息する銀色のカナブンのような甲虫で、52歳のフランス人写真家Roland Seitre氏が撮影したものだ。Seitre氏がつけたライトに群がってきたものの一つで、他にも緑がかかったものや、金色のものもあったそうだ(Mail Online)。
コスタリカは昆虫の宝庫らしく、昆虫食も研究されている土地柄だそうだ(AFP)。もちろん中米にあるので、住所は長野県コスタリカではない。
四角い肺が、呼吸器官治療の研究に投入される
右の怪しい物体が何か分かるだろうか?
そうは見えないかも知れないが、これは収縮可能なやわらかいチップの上に作られた人工的に作られた肺で、中の中央の細い管が多孔質の細胞膜で半分に区切られ、片側に毛細血管細胞が、反対側に肺細胞が配置されている。毛細血管細胞側に培養液を流してチップを収縮させることで、肺細胞の挙動を模倣できる(POPSCI、Gizmag)。
ニューヨークの地下鉄車内でiPhoneで電撃ライブ!
2010年7月27日にファースト・アルバムを出したばかりのバンドAtomic Tomが、ニューヨークの地下鉄B列車の車内で行った電撃ライブが、iPhoneだけで演奏していることで、話題になっている。動画がyoutubeにアップロードされているので、ぜひ見て欲しい。
2010年10月17日日曜日
ダムに何かが張り付いている!?
イタリアの北東ピエモンテ州アントローナ・スキエランコにあるCINGINO湖ダムは、イタリアで最も渓谷が深い地域にあり、近くの谷間の村は、冬季は日照時間が無い事で知られている。
Panoramioと言うか、Google Earthにある写真で、その景観を確認することができるのだが、 何故かポツポツと虫みたいのが写っている。ダムに虫が張り付いていても不思議は無いが、何だかちょっと大きい。
2010年10月16日土曜日
紫は鳥とコウモリを遠ざける?
風力発電所の一つの問題として、鳥や蝙蝠をタービンが巻き込み死傷させる事がある(海鳥日記)。バードストライクは風力発電所の問題点として認識されており、その立地は鳥の生息地域や渡り鳥のルートを配慮したものが多いが、それでも一定数の被害が出るのが実情だ。しかし、紫色に塗ることによって、被害に遭う鳥を減らすことができるかも知れない。
2010年10月15日金曜日
大地を浄化する日本人のオヤジたち
東南アジアでは最近まで戦火が続いたために、多くの地域で埋設されたままの地雷や不発弾が存在し、平時の現在でも場所によっては危険な状態だ(右写真は被害者)。日本での不発弾もそうだが、これらの兵器は耐久性があるために、放置しておくと今後何十年間も同様な状態が続くため、除去が必要になる。
理研の研究で自分には英語耳が無いと凹んだ人へ送る、5つのノウハウ
日本人は生後14カ月までに日本語耳になっており、英語で子音の連続を聞く能力を失っている。英語のリスニングが苦手な人に諦めを提供しそうな理化学研究所とフランス国立科学研究センター(CNRS)の共同研究が話題になっている(マイコミジャーナル)。
なるほどと思った人も多いかも知れないが、この研究では『英語耳』を永続的に失っているとは主張していない。むしろ日本語育ちで英語運用能力が高い人も多く、既存の学習法でこの日本人の欠点は補うことができると考えた方が良いだろう。
2010年10月14日木曜日
ソーラーレイ・システムで村を照らす
イタリアの北西部の山岳地帯にある寒村であるビガネッラ村は、毎年11月11日~翌2月2日まで一日中、陽が当たらない場所であったが、2006年に建設費用€10万をかけて8×6mのコンピューター駆動の反射板を山中に取り付け、村のメイン・スクエアに日中は陽があたるようにしたそうだ(BBC)。
2010年10月13日水曜日
東京湾が侵略されている?Google Mapの微妙な表記
自民党がGoogle Mapに、尖閣諸島の表記に併記されている中国名を削除するよう申し入れたらしい。
Googleが応じるかは不明だが、日本側から地図の表記で世界に領土をアピールしていくことは大事なことだと思う。私も微力ながら、韓国人が日本海をEast Seaと表記しているのを見るたびに、Japan Seaだと下手な英語で抗議するように努力している。
都会っ子は知らないチキン・ナゲットの製造工程の動画
マクドナルドのチキンナゲットは美味しい食べ物ではあるが、本当に鳥なのかいぶかしく思う人も少なくない。料理付きの人には良く知られているようだが、材料(皮なし鶏むね肉、タマネギ、砂糖、塩、天ぷら粉、卵黄)をフードプロセッサーにペースト状になるまでかけた後、スプーンで形を整え、油に落として揚げるだけで作れる(goo)。
もっとも個性的な顔のパーツは耳だった?
ScienceDailyによると、英サウサンプトン大学の生態認証の研究者が、耳の形で個人識別をし、ほぼ100%特定することに成功した。髪型や眼鏡などで霍乱行為を行っているデータベースに登録された252の画像に対し、99.6%の識別ができたとのこと。
2010年10月12日火曜日
24年ぶりに新種の肉食哺乳類が発見される
Mail Onlineが、マダガスカル島でマングースに似た新種の肉食哺乳類が発見されたと報じている。肉食哺乳類の発見は、24年ぶりになるそうだ。ダレル野生動物保護組合と、自然歴史博物館、ネイチャー・ヘリテージと、コンサベーション・インターナショナルの調査で発見されたこの新種は、Durrell's vontsira (Salanoia durrelli)と命名された。2004年のダレル野生動物保護組合のメガネザルの調査で湖を泳いでいる所を発見・撮影され、その後の自然歴史博物館の標本調査で新種と断定されたようだ。
2010年10月11日月曜日
クマを愛護して自然環境を破壊するNGO
野生のツキノワクマが人里に降りてくる事は多々あるのだが、その主な理由は山林でのエサ不足だと思われている。特に秋口はドングリ類が不足によって、出没件数が変化すると思われており、今年は出現数が多い年のようだ。東北や北陸などで、昨年を上回るペースで目撃が報告されている(河北新聞社)。
2010年10月10日日曜日
尖閣諸島領有権問題に関連して、日本が抱える5つの政策的課題
残る1名のフジタ社員も解放され、中国の政府系報道機関のトーンダウンもあり、日中関係も小康状態になったが、日本が抱えている政策的な課題が解決しているわけではない。
衝突事件を撮影したビデオの公開や、ガス田の共同開発を巡る交渉が話題になっているようだが、前者は検察と政権与党の対応が適切であったかを評価するためで対中問題ではないし、後者は相手が中国共産党である以上、日本側でできる努力は限られているのが現状だ。
強いヤツに寄り添え!遺伝子組み換えトウモロコシは従来種の生産性も向上させる
遺伝子組み換えトウモロコシ(Bt種)は、Bacillus thuringiensisという細菌の遺伝子が組み込まれており、欧州アワノメイガに有毒であるため食害が少ない。この点はBt種の方が従来種のトウモロコシよりも優れているが、米国環境保護庁(EPA)は害虫が耐性を持たないように、Bt種と従来種を同時に栽培することを義務付けている。
世界最速のヘリの動画
以前にも紹介したが、シコルスキー社のヘリコプター、X2の動画がアップロードされていたので紹介したい。降着装置が格納でき、同軸反転ローターで、後部に推進用のローターがあるなど、いかにも速そうな構造のヘリで、2010年9月15日に250ノット(時速463Km)の速度を記録している。
2010年10月9日土曜日
宇宙の手前までiPhoneを飛ばした?親子で楽しむ高高度撮影
ある親子が、iPhoneとデジカメと気象観測用の気球を使って、宇宙の手前の高高度から撮影に成功したことが話題になっている(Mail Online)。
Luke Geissbuhler氏(40歳)と、その息子のMax君(7歳)は、テークアウトの梱包で使われる箱にiPhoneとデジカメを入れて、気象観測用の気球を装着し飛ばしたそうだ。
2010年10月8日金曜日
軍科学者と昆虫学者が蜂群崩壊症候群の原因を特定する
2006年の秋頃から、セイヨウミツバチが一夜にして大量に失踪し、コロニーが崩壊する現象が米国各地で起こっており、20~40%のコロニーの崩壊したと言われている。欧州や日本でも少数例が報告されおり、これは蜂群崩壊症候群(CCD)と呼ばれ、受粉作業を通じて農業への影響も大きいことから深刻な問題になっている。
チョコを食べると心臓疾患になりづらくなる?
チョコレートやお菓子は、肥満や虫歯の原因になりうるため、不健康だと思われている。少なくとも間食は、ダイエットの大敵だ。しかし、Clinical Nutrition誌に掲載された最近の研究では、ちょっと違う見解のようだ(fyi Living)。
近年の研究によると、チョコレートに含まれるココアはフラボノイドが豊富で血圧を下げる効果があり、また飽和脂肪酸が大量に含まれるものの、カリウムやマグネシウムなどのミネラルも豊富だ。しかし、実際にチョコレートを食べている人の健康についての調査は無かったそうだ。
高い所から降りられないヘリ
ロシアのMi-8ヘリコプターが、ヨーロッパおよびロシアの最高峰であるエルブルス山(海抜5,642m)の中腹である4,877m付近に墜落してしまい、身動きが取れないと複数のサイトで報じている(Izismile、Gizmodo)。
2010年10月7日木曜日
iPhone 4の人気は限定的?7月・8月もAndroidがスマートフォン販売数の米国首位
米国や世界のSymbianを除くスマートフォン市場で、2010年第2四半期(4~6月)はAndroid OS端末が首位であった。6月にAppleのiPhone 4が発売されており、RIMのBlackBerryの新機種も8月に発表されているため、Androidの勢いは限定的との分析もあったが、2010年第3四半期も好調を維持している。
2010年10月6日水曜日
唾液や涙、粘膜に含まれる酵素で、多剤耐性菌を撃退
日本各地の病院で多剤耐性菌の感染者が出ていたと報道になっている。日本に限らず、世界的に抗生物質耐性菌は広まりを見せており、薬剤で対応ができないために医療関係者の悩みがつきない。新種の抗生物質の開発が急がれているが、ちょっと変わった抗菌剤を開発している研究者もいる。
2010年10月5日火曜日
TOEIC批判について考える
日本と韓国では、世界の他の地域と違って、TOEICの影響力が大きい。受験者の8割が日韓で占められているぐらいだ。近年は、大手企業の人事評価や、大学で単位認定に取り入れられるなど、その影響力が増してきている。しかしながら、TOEICには色々と批判が多い。
中国の農村にスペース・デブリが落下する
中国2機目の月探査衛星「嫦娥(じょうが)2号」が長征3号Cロケットで10月1日に打ち上げられたときに、周辺住民2,000人以上が避難したことを覚えている人は多いであろう。種子島やケネディ宇宙センターで打ち上げがあったとしても、付近に避難民があふれたなどという話は聞いたことが無いからだ。この不思議な避難行動をしないといけない理由が分かるニュースを、POPSCIが報じている。
2010年10月4日月曜日
テロリストはiPhoneを装備?英国で、とあるアプリが問題になる
民間旅客機が、テロで地対空ミサイルのターゲットになるのではないかと心配されている。実際に、2001年にウクライナ軍の地対空ミサイルが誤ってロシアの旅客機を撃墜しており、2002年にはアフリカのケニアでイスラエルの定期旅客機が2発の地上発射携帯式地対空ミサイルに狙われた。この対空ミサイルによるテロの手助けになる可能性があると、あるスマートフォンのアプリが英国で問題になっている(Mail Online)。
飛行機に乗るのが怖くなる動画
嵐が来て強風時、しかも横風が吹いているときの飛行機の着陸は難航する。そのため大空港では横風用滑走路が用意されていたりするわけだが、そんな横風の危険性が分かる動画がアップロードされていたので紹介したい。ただし、飛行機に乗るのが怖くなるので、飛行機に乗らない人か、死ぬのが怖くない人にお勧めする。
2010年10月3日日曜日
購入予定・満足度調査においても、AndroidがiPhoneに肉薄する
InvestorPlaceが、ChangeWaveのユーザーの満足度においてAndroidがiPhoneに肉薄しているとの調査結果を紹介している。
従来は、次に欲しいスマートフォンの種類と満足度においてiPhoneのスコアが高かった(ITmedia)ため、iPhoneが最も優れたスマートフォンだと見なされる事もあったが、今回の調査結果はそれを覆しうる結果となっている。
2010年10月2日土曜日
マヨネーズでウミガメを救う
BPのディープ・ウォーター・ホライズン原油流出事故では、メキシコ湾にかなりの原油が流れたため、ウミガメも被害にあった。Crisp Greenによると、原油の流出が止まった現在も、新たに原油に塗れたウミガメが見つかり、マラソン群の亀の病院に担ぎ込まれている。