𝕏/Twitterのツイートに関して、編集者と文筆家が社会学者を名誉毀損とプライバシー侵害で訴えていた三浦ゆえ・山田ノジル×橋迫瑞穂の高裁判決が出た*1。基本的に原判決*2を踏襲している。橋迫氏は控訴しない(かできない)ようなので、これで確定。争点は3件あり、うち2件で不法行為が認められたのだが、1件は橋迫氏に厳しい判決になっていた。
2025年1月30日木曜日
2025年1月29日水曜日
中国製生成AIのDeepSeekの衝撃は…意外にないよ
ChatGPTなどの競合他社と比較して省リソースで動き、同等品質の回答を出してくる、中国製生成AIのDeepSeekが公開され、投資家の皆さんに衝撃を呼んでいる*1。
生成AIシステムで大量に用いられているGPUへの需要が減るかと思われたのか、NVIDIAの株価の下落が目立っていた。ただし、これは投機的な反応だ。生成AIが同じ回答を出すのに必要な計算量が減れば、月のリクエスト数を増やしたり、応答性能を改善したりできるし、すると利用者も増えるので、ハードウェア投資が減るとも限らない。
2025年1月27日月曜日
弱者男性を罵しりたい女性には、弱者男性を罵しらせておこう
2025年1月26日日曜日
2025年1月21日火曜日
2025年1月19日日曜日
牛角の女性半額キャンペーンは、(もしそれがあれば)ジェンダーステレオタイプの解消に作用したよ
昨年の9月に開始された牛角の女性半額キャンペーンがSNSで強い非難を浴びていたことはまだ記憶に新しいが*1、牛角への非難を踏襲した議論をYuto Kunitake氏が論文にまとめてCorporate Communications誌に投稿し、掲載されることになった*2。しかし、著者が採択された原稿を公開していたので拝読したのだが、細かい表現がよろしくない。
2025年1月11日土曜日
質的調査で「仮説」が検証できるまで調査対象者を増やすのは研究不正にあたるのか?
社会学の質的調査*1では、仮説が検証できるまで調査対象者を増やしていくと言う説明があり*2、𝕏/Twitterで統計学的に不正だと非難されている。
社会学者がやっていることなので胡散臭く思うわけだが、その非難は的を外している。サンプルサイズを適応的に増やすことが直ちに統計不正になるわけではないし、そもそも質的調査は事例研究に過ぎず、統計解析から普遍的な傾向を示すものではない。またインタビューイを増やすことが、標本調査のサンプルサイズ拡大にあたる行為とも限らない。
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