8月末からのウクライナ軍の反攻で劣勢が伝えられているロシア軍だが、防衛線を後退させてそこを死守する動きを見せている。塹壕を掘って動員した予備役*1を配置する事で、ウクライナ軍の反攻を凌ぐ算段のようだ。
東部では主要幹線沿いにプーチン線と呼ばれる長い防衛陣地を構築しているし*2、ロシア民間軍事会社ワグネルの経営者プリゴジンは、200Km超の防衛線「ワグネル線」をウクライナ東部に構築する計画を議論したと伝えられている*3。倉庫から40年前の戦車を持ち出している状況で*4、攻勢に出るには武器が不足している*5。