翻訳家の山形浩生氏が、とある本の訳者の芦原省一氏からのお願いに「お願い? およびSNS革命など雑感」で苦言をつけている。なかなかひどい文章だ。芦原氏の文章を、プログラマ的に添削してみよう。
まず大前提なのだが、相手がお願いする事を自発的に行う必要が無い場合は、下手に出るのが礼儀だ。また、義務的にそれをすべき場合でも、下手に出る方が好感をもたれる。上司が部下に業務命令をする場合でも、高圧的だと良くないと言われている。
インターネット上で話題になっている事件を、理論とデータをもとに社会科学的に分析。
翻訳家の山形浩生氏が、とある本の訳者の芦原省一氏からのお願いに「お願い? およびSNS革命など雑感」で苦言をつけている。なかなかひどい文章だ。芦原氏の文章を、プログラマ的に添削してみよう。
まず大前提なのだが、相手がお願いする事を自発的に行う必要が無い場合は、下手に出るのが礼儀だ。また、義務的にそれをすべき場合でも、下手に出る方が好感をもたれる。上司が部下に業務命令をする場合でも、高圧的だと良くないと言われている。
東京新聞に紹介されたPOSSEに関する記事を、労働問題が御専門の濱口氏が紹介している。
新聞の記事だし正確性に劣るであろうから、POSSE代表の今野晴貴氏の近刊を読むべきなのであろうが、紹介されていたのがブラック企業の例なのか、ブラック管理職の例なのかは、はっきりさせるべきでは無いかと思う。
プラチナは宝飾品として有用なだけではなく、白金触媒として様々な化学反応に応用されている。近年、需要とともに価格が増しており、レアアースと同じように資源確保の一つのテーマになっている*1。
レアメタルは地球上に偏在しており、地政学上のリスクも大きい。またシリコーン消泡剤など液体触媒を使うばあいは、僅かながら消耗していってしまう。ジーンズなど身近なものにも、プラチナの分子が含まれているそうだ。
iOS 6でGoogle Mapが消えて、Apple純正の地図に変わったのだが、品質が大きく劣化したために話題になっている。「iOS 6で新しくなったiPhone地図が未完成すぎる件」や『【iPhone】「iOS 6」の地図がヤバイ 「パチンコガンダム駅」「首相官邸に高校」「ハングル表記」』を見れば、問題が良く分かる。
記憶を操作する映画は色々とある。トータルリコールやエターナル・サンシャインが有名だ。現実の世界でも、ある程度の記憶操作に目処がついてきたようだ。ネズミの記憶を消したり、ネズミの脳に一時記憶を植えつけたりする実験が行われており、実用までは道のりは長そうだが、基礎研究としては成果を上げつつあるようだ。
『田村秀男氏の間抜けな「どマクロ」経済学』で経済評論家の池田信夫氏が不思議な為替レート決定理論を展開している。
田村氏の主張を擁護する気は無いが、池田氏の議論もかなり奇妙だ。為替レートの決定理論として基本的な存在である、金利平価を理解していない可能性がある。
まずは以下の部分を見て欲しい。
2012年8月に公表された厚生労働省の「社会保障に関する国民意識調査」を、NHKが今頃になって報道している。
今頃になって報道してくる所に、何か背後で動いている気がしなくもないが、そこを看過するにしても奇妙な部分がある。記事では負担感が大きい事を紹介しているが、以下の部分が厚生労働省の主張を代弁しているように感じる。
今年のノーベル経済学賞は、マッチング理論を理由として、ShapleyとRothと言う、メカニズムデザイン好きのミクロ経済学者が浮き浮きする人々に決まった。Gale and Shapley(1962)で示されたアルゴリズムが、Roth(1991)などで実社会で効率的なシステムとして使われている事が確認され、さらに他の社会制度の設計に応用されるようになったようだ。もちろん、理論的にも大きな広がりを見せている。
「メチャクチャなアメリカの福祉制度 - wasting time?」と言うブログのエントリーがあって、高額所得の家計の一員が失業保険を給付されていることを批判している。恐らくBloombergの記事の保守派議員の受け売り。しかし、常識のある人ならば失業保険だから、保険料を払っていたのではないかと思うはずだ。
ソフトバンクが米スプリント・ネクステルを買収する事が決定した(ITmedia)。iPhoneの独占販売による躍進以外は目立った売りが無いソフトバンクが、米国携帯電話市場で勝算があるのであろうか。「首をかしげざるをえないソフトバンクによるスプリント・ネクステル買収」といぶかしむ声もある。
何を今更と思ったのだが、調査によると米国でニュースを知ったメディアとして、新聞とラジオの比率が低下し、インターネットの比率が上昇しているとPew Research Centerが伝えている。
特に30歳未満の層では、33%がSNSでニュースを見る一方で、テレビが34%、新聞が13%となっている。2006年から15ポイント低下しており、テレビの地位も安泰ではない。
ブータンの国民総幸福量(GNH)が時々話題になるが、それと似たアプローチで様々な政策を議論している本が「幸福の研究」だ。原題はThe Politics of Happinessで、邦題が内容と乖離しているが、幸福感からの政策議論の本になっている。理論的に手堅い話かと思ったが、意外に奔放に政策談義が展開されていく。
読みやすいかと言うと、読みづらい。書いている人は著名な法学者のせいか構成が堅く、だんだんと何を議論しているのか分からなくなる。第11章がまとめになっており、まずここを読むと全体像が分かりやすい。11、1、2、3・・・と読み込むのがいいようだ。
DVICEでビックバイパーな気持ちになれるスーツケースが紹介されていた。自機についてくるオプションのように、カバンが持ち主を追随してくる。
この"The Hop"は、スマートフォンからのBluetoothの信号を感知し(MailOnline)、三角測量によって持ち主の位置を特定することで、一定距離をたもって持ち主に追随してくるだけではなく、持ち主を見失った場合は停止して、電話を振動させてくれるそうだ。また、他の人も追随したり、荷物を扱う職員がコントロールできるようにもできる。
予想通りに自民党総裁になり、次の内閣総理大臣だと目される安倍晋三元総理だが、このまま上手く選挙を乗り切れるか、その後の政局運営が上手く行くかは分からない。
機能性胃腸障害で辞めたはずだったのに難病の潰瘍性大腸炎だった事はともかく、安倍氏の政治姿勢に議論を呼びそうなものがあるからだ。
Nexus 7とWiMAXで御機嫌だったのだが、アウト・カメラが無い事を散々バカにされたから対策を考えてみた。つまり、Eye-FiでデジカメからNexus 7にデータを転送を試みた。「圧倒的じゃないか、我がモバイルは!」と言えるレベル。
Eye-FiはデジカメのSDカードにWi-Fi(無線LAN)を内蔵させて、画像データをクラウド・サービスに送り込んだり、スマホ等からどんどん送り込んだり出来る製品だ。後者はダイレクトモードと呼び、2011年から付いた機能で、今回はそれを使う*1。
経済評論家の池田信夫氏がGoogleのアカウントを乗っ取られたと話題になっている。
二度目になるようだし、池田氏が他人のITリテラシーを批判する事もあって、池田氏の不幸を喜んでいる人もいるが、事件とは別にパスワード運用が杜撰な人は少なく無い。
一般ユーザーが気にした方が良い問題をまとめてみた。