しまむら×加賀美健のコラボ商品の「パパはいつも寝てる」「パパは全然面倒みてくれない」と言うメッセージが書かれた靴下がSNSで男性蔑視だと非難され販売中止になり*1、書店受けの『エルフ先生のトイレはどこですか?①』のポップが女性蔑視や性的倒錯と言うような非難を受けて撤去された*2。
2024年7月31日水曜日
2024年7月27日土曜日
プログラミング言語Juliaに立ちはだかるMATLABとFortranの壁
2012年2月に公開されてから12年が過ぎようといているのだが、プログラミング言語Juliaが伸びてこない。
Juliaは数値解析に特化した性質を持ち、数値解析における高速性と、多様なパッケージとそのリポジトリーなどの利便性を持つ無料で使えるオープンソースなソフトウェアなのだが、速度的に劣り値段は貼るプロプライエタリ製品のMATLABの後塵を拝し、速度はちょっと速いかも知れないが利便性に劣るFortranを抜ききれていない。
2024年7月24日水曜日
アメリカの歴史学者によるロックリー本の書評
めでたく制作会社に「アサシン クリード シャドウズ」の安土桃山時代の日本描写が歴史的に問題があることを認めさせることに成功した炎上騒動だが、その一因になったと黙される日本大学のトーマス・ロックリー氏の解雇を求める署名が起きるなど騒ぎは収まっていない。キャンセルカルチャーなのでやめるべき…と言うのはさておき、ロックリー本は欧米社会でどのような評価になっているのであろうか。
2024年7月21日日曜日
記者の態度で新聞社に苦情を入れても、言論弾圧にはならないよ
立憲民主党の米山隆一衆院議員が今野忍記者の𝕏/Twitterでのリプライに関して、普段から付き合いのある他の朝日新聞記者に口頭で抗議したことに関して、「言論弾圧も言論弾圧、キングオブ言論弾圧」と批判しだした反リベラルのアンフェがいるのだが、程度や状況、物事の仕組みや作用を考えないレッテル貼りなので指摘したい。
2024年7月18日木曜日
2024年7月17日水曜日
ドナルド・トランプ安全及び銃規制法案
7月13日のトランプ元大統領の暗殺未遂事件をうけて、民主党は「ドナルド・トランプ安全及び銃規制法案」を提出し、トランプ元大統領を候補者とする共和党に反対させろと言うアイディアが𝕏/Twitterに流れていた。
これは冗談だと思うが、銃規制のさらなる強化は真面目に検討すべき問題だ。報道によると、20歳の犯人は父親のものと思われるセミオートマチックライフルAR-15を用いていた。これは軍用ライフルM16とほとんど同じ製品で、訓練された狙撃主であったら確実にトランプ元大統領は殺されていた。
2024年7月15日月曜日
「アサシン クリード シャドウズ」の発売停止を求めるだけでは、表現の自由を軽んじているとは言えないよ
2024年7月13日土曜日
2024年7月12日金曜日
社会的強者はボイコットなどしなくても目的を達せられるので
ボイコットで犠牲になるのは社会的弱者と言うような主張が𝕏/Twitterで反リベラル/アンフェのアカウントから流れていた。多数派が協力しないとボイコットは機能しないので、社会的弱者のための武器にはならないと言う考えのようだ。そんなことは全く無くないので指摘したい。
歴史的にはボイコットは弱者が強者に反抗する方法として生まれている。不在領主が派遣した横暴な土地差配人チャールズ・ボイコット大尉を、使用人と地元民が罷業と取引停止で抵抗して追い出した1880年の事件から取られた名称だ。現在では主に不買運動を指す言葉になっている。
2024年7月11日木曜日
悪ノリする支持者との距離をタイミングよく取ることも、選挙では大事
ネット界隈の反リベラル/アンフェの皆さんが、都議選に立候補した蓮舫前参院議員が、都内のあちらこちらに張られたRシールについて「全く意味がわかりません」と言ったことに非難を浴びせ、翌日になって状況を把握した蓮舫氏がRシールを貼った人は剥がすように呼びかけた。アナウンス自体は悪くないが、もっと早い方が良かった。
2024年7月10日水曜日
2024年7月8日月曜日
都知事選で、石丸伸二前広島県安芸高田市長が善戦した理由を追求するには
2024年7月7日の都知事選は、前評判どおりに現職の小池百合子氏の圧勝で終わった。
同日の鹿児島県知事選挙も与党側候補が勝ってはいるが、立候補者の人気が強く出る首長選だ。都議会議員補欠選挙では、立憲民主党の銀川ゆい子氏が自民党候補者にダブルスコアで勝っており、自民党の劣勢と立憲民主党の勢いが止まっているわけではない。小池都政の継続を支持する都民が多かっただけである。
2024年7月6日土曜日
2024年7月4日木曜日
明治神宮外苑の再開発計画の承認取り消しは財産権の侵害になるのか?
都知事選に立候補している蓮舫氏が、明治神宮外苑再開発の是非を問う都民投票を実施するという公約を追加し*1議論を呼んでいる。民間の事業を制約するのは財産権の侵害になると言う批判が多いようだが、譲渡に至る経緯が複雑な土地なのでそうなるかは判然としない。
明治神宮の私有地なのだから、明治神宮は他の私有地と同様に自由に利用してもよい、計画の阻止は財産権の侵害だと言う批判は、明治神宮外苑が私有地といっても特異なものであることを見落としている。