2024年7月11日木曜日

悪ノリする支持者との距離をタイミングよく取ることも、選挙では大事

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ネット界隈の反リベラル/アンフェの皆さんが、都議選に立候補した蓮舫前参院議員が、都内のあちらこちらに張られたRシールについて「全く意味がわかりません」と言ったことに非難を浴びせ、翌日になって状況を把握した蓮舫氏がRシールを貼った人は剥がすように呼びかけた。アナウンス自体は悪くないが、もっと早い方が良かった。

繁華街で既にシールなどがベタベタ貼られたガードレールなどに貼られているわけだが、よろしくない行為ではある*1。蓮舫を勝手に支持していた人々がRシールを貼って回ったのか、Rシールを配ったところ貰った人が捨てる代わりに貼り付けたのかは分からないが、どちらにしろ考えが至らない。そもそもRが書かれただけのシールでは蓮舫氏を連想するのは困難で、有権者に何も訴えるものではなかった。

Rシールに関して責任がある人が、実際にどういう性質の人か断定する根拠は十分ではないが、ここ10年ちょっとの間に、道徳心の乏しい行儀の悪い左派が増えたきらいがある。2016年のしばき隊リンチ事件(十三ベース事件)が有名だが、在特会のデモに対するカウンター行為で小競り合いが起きたりもしている。前世紀の方が暴力的な左派勢力は多かったと思うが、公安に追われていたりもするわけで、大手をふって選挙の応援などしなかった。

熱心な支持者が出てきたと喜んでいたら、その支持者が反社会的な行動を取り出して、指揮命令権を理解できない(ふりをする)インフルエンサーや、ライバル正当の議員に監督責任を追及されることになるわけだ。SNSの選挙への影響力が高まってきた昨今、悪ノリする集団との距離をうまく置くことが大事になっている。今後はSNSを監視し、適時、立ち位置を表明する体制がないと、痛い目にあうかも知れない。

*1不法行為ではあり、近年はピンクちらしや不動産の捨て看板などに苦情が出るようにはなっているが、バンクシーのように落書きが賞賛される場合もぼちぼちあり、そんなに悪いことだとは思われていない。10円玉にエッチな落書きをしている人がいて、同じ絵柄の絵の落書きを伊豆で見かけたという人がいたが、落書きについて非難はほとんど見当たらなかった。なお、投稿者は削除し、現在ではそのキャプチャ画像と剽窃ツイートが残っている。

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