IT Proが「モバイルアプリ開発者は「iOS」に依然強い関心、「Android」は冷め気味」という記事を出している。記事では機種の多様性や、人気のあるタブレット端末の不在を理由としていたが、数字の裏づけもあるので補足したい。
まず、comScoreの調査によると、23万4000人の13歳以上のiPad、iPhone、iPod TouchのiOS端末の利用者数は、Android OS端末の利用者数より1.6倍上回っている。2011年2月の調査ではiPhoneとAndroid OS端末を比較すると後者が1.3倍程度多いので、アプリのインストール・ベースとして考えた場合、iPod Touchの影響力は無視できない事が分かる。