Mail Onlineが、自転車用のエアバッグを紹介している。これで、自転車用ヘルメットが不要になるかも知れない。
"Hvvding"と呼ばれるこのヘルメットは襟に巻くカラー状で、衝撃を感知すると0.1秒で後頭部からエアバッグが広がり頭を保護する。スウェーデン人の工業デザインの学生2名が6年以上をかけて開発した。
以下はその動画だが、衝突実験ではとても良く機能しているように思える。
デザイナーうちの1人のAnna Haupt氏によると、北欧と英国で来年の春から販売される見込みで、売り出し当初の価格はEUR260(約3万円)程度になる模様。彼女は、ヘルメットの代わりになるものが人々は熱望していると信じているとのこと。
スウェーデンでは、自転車に搭乗時にヘルメットが義務ではあるが、スタイリッシュでないのと、ヘアスタイルに影響があるので、彼女と同僚は不満を感じていたらしい。他の人々に質問をしても、安全性を確保した上で、見栄えの良いヘルメットかそれに替わる何かを望んでいると回答されたそうだ。
なお、開発チームはあらゆる事故類例をテストし安全性を確認したそうだが、スウェーデンと同様の法律がある英国のイギリス王立災害防止協会(RoSPA)のスポークスマンは、この自転車用エアバッグの新規性を認めつつも、機能や有効性を確認する必要があるとコメントしている。
0 コメント:
コメントを投稿