POPSCIが直接皮膚にぬれる男性用避妊ジェルを紹介している。避妊効果のある男性ホルモンのテストステロンと、その効果を促進するプロゲスチンが含まれているそうだ。Harbor-UCLAメディカルセンター、ロサンゼルス生物医学研究所(Los Angeles Biomedical Research Institute)で開発された。
これまでのプロゲスチンを注射、投与、埋め込む等の試みは失敗していたそうだが、ネストロン(Nestorone)と呼ばれる合成プロゲスチンが精子の生産を劇的に減らし、妊娠確率を大幅に減らすそうだ。テストステロンとネストロンの塗り薬で89%の男性が効果があったそうだ。通院などは不要で、ネストロンにはニキビやコレステロールの水準低下などの効果もある。
11%の男性には効果が無いらしいので、避妊薬としては効果は薄いと言うか、実態としては無い。性病感染の観点から考えても効果的に思えないのだが、妻や恋人を信頼できない男性も多いであろうから潜在的な需要はあるのであろう。恐らく研究はまだまだ続く。
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