2012年7月9日月曜日

生体認証技術で中東を取り締まる

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The Economistがアフガニスタンを中心とした中東で、米軍(とアフガニスタン政府)がバイオメトリックス技術でテロリストをトレースしていると伝えている。運行中のバスなどを止めて生体認証を行うなど、人間相手の捕獲再捕獲法のような様相だ。

政治的混乱が続くアフガニスタンの大半の国民には出生証明書が無いため、身元偽装が容易だと言う問題があるそうだ。そこで網膜や指紋などを駆使して、15~70歳のテロリストになりうる人物の生体認証データベースを作っているそうだ。憲兵などがテロリストを見逃すと言う事も無くなるし、テロリストだと判明した場合にその動きを追跡する事もできる。アフガニスタンで死亡したテロリストが、イランで登録されていたケースもある。既に250万人分の登録があるそうだ。

データベースはFBIや国土安全保障省、そして同盟国にも公開され重宝されているようだ。イスラエルも2010年からベングリオン国際空港で生体認証技術の導入を行っている(四国新聞社)。確かに顔写真や似顔絵では、高度に偽装された逃走犯を追跡する事が困難な事は、最近の日本でも立証されている。しかし秘密のうちに実行され、プライバシー侵害にあたるのも明白で、しかも電子フロンティア財団のJennifer Lynch氏によると、性急な操作や経験不足で正確に操作されないなどのトラブルが発生する可能性もあるようだ。

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