2012年7月4日水曜日

補完準備預金制度の金利0.1%と費用最小化行動

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日銀当座預金は過去最高でもマネーが市中に流れないワケ」と言う記事に関して、問題点を指摘したい。

2008年に補完当座預金制度が導入され、日銀当座預金にも金利0.1%が支払われているのだが、これを0%にすると「銀行は資金繰り部門の収益悪化に応じて人減らし」すると言う主張だが、意味不明すぎる。

銀行口座の金利が0.01%でも3%でも保有する手間は変わらない。金融機関が補完当座預金制度の導入で新たな人間を雇い入れているわけがない。民間銀行で費用最小化行動をとっているはずなのだから、余計な人員はいないはずだ。

なお、慶応大学の深尾光洋氏は「かつての量的緩和並みの金融緩和を実現するためには、補完準備預金金利をゼロパーセントにまで引き下げる必要がある」と補完準備預金制度に否定的な見解だ(日本経済研究センター)。

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