11月29日のモスクワ時間16時30分頃、Red Wings社のパルドゥビツェ(チェコ)発ヴヌーコヴォ(モスクワ)行きのWZ-9268便(Tu-204型機、機体番号RA-64047)が着陸に失敗し、滑走路を400mオーバーランして、ローカライザーアンテナと空港周辺のフェンスを破壊して停止したそうだ。乗員4名が死亡し、4名が重症で病院に搬送された。乗客はいなかったそうだ(The Aviation Herald,RT)。
現時点ではパイロットのミスだと思われているようだが、1万から1万5000時間の飛行経験を持つベテランだったそうだ。事故機は就航から4年目で、同型機は今まで73機が製造され、62機が運用中だが重大事故を起こしていなかった。ただし、2010年3月に負傷者が出る着陸事故があり、今年の12月21日にノボシビルスクでブレーキ・システムの故障が報告されている。
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