2026年2月9日月曜日

中道改革と言うか立憲民主党の敗北

第51回衆院議員選挙は、自民党の大勝、中道改革の大敗となった。とくに小選挙でボロ負けとなり、比例上位が公明党出身者で占められていたので、旧立憲民主党の人々が議席を失うことになった。

高市自民党が(石破自民党よりも)支持されていたのは確かだ。昨年末の自民党の全国的な情勢調査では、単独過半数を回復すると見込んでいた。また、投票率は厳しい気候に関わらず前回選挙を上回っており、前回選挙で投票を行わなかった自民党支持者が戻ってきた可能性が示唆される。立民と公明の統合に関わらず、自民党が勝った可能性は高い。

問題として、立民と公明の統合が票読み通りに働かなかったことだ。大敗を単なる敗北にすることができず、傷口を広げたようにすら見える。立民と公明よりも高市氏と政策的に近いと思われる国民民主党と参政党、そしてチームみらいは議席数を伸ばしている。これらの政党の支持者は、立民と公明の支持者よりも自民党に投票しやすい。自民党により票を吸われやすいわけだが、耐えている。

立民の支持者が離脱し、公明の支持層が立民出身者へ投票しなかったか、投票を熱心に呼びかけなかった蓋然性が高い。急な統合で支持者がついてこなかったか、そもそも支持者が納得する統合でなかったか。SNSを見ていると今回の支援を見送った労組の話があったようである。公明が一番ポスター貼りが早かった選挙区で、中道改革のポスターがなかなか貼られなかったと言う話もある。いつも公明党への投票を呼びかけに来ていた知人が、今回は来なかったと言う話も。

立民は労組の、公明は創価学会の支持を得てでの統合であったのか。創価学会に忌避感がある人々は、選挙協力ならばまだしも、同じ党になるのは我慢できなかったのかもしれない。立民支持者の離脱に関しては、民主党ブランドを無くした影響もありそうだ。民主党でなくなったので立民から国民に票が流れたようなこともありえる。党名もキャッチコピーも立民色が薄いものであった。「高市政権は円安とインフレを放置している、米価を見ろ!」と言うような分かりやすい批判を繰り広げるのかと思ったのだが、食料品の軽減税率を全面に打ち出した。軽減税率は公明党が自民党の反対を押し切って安倍政権にのませた成功体験である(と言われる)。

民主党界隈が選挙前にドタバタと新党をつくって失敗するのは、希望の党に続いて二度目だ。今回は内輪もめは起こさなかったが、選挙運動に力を得ることができなかった。

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