
DVICEによると、2012年5月27日に、正午から数時間の間、ドイツは太陽光発電だけで需要の半分の電力の供給を記録したそうだ。22ギガワット(*1)で、原発20基分の出力とされている。もちろんドイツ全土で快晴だったようだ(関連記事:太陽光発電所の一週間)。
「クリーンエネルギー助成の約60%が太陽光発電向けに使われているのに、全発電における比率はわずか3%に過ぎない。助成金がはるかに少ないバイオマスや風力発電の方が太陽光よりずっと利用比率が高い」ので大失敗だった太陽光発電推進と言われているが、全国にメガ・ソーラーを作ったかいあって、記録達成となったようだ。
夜になったら出力がゼロになるので、その分、需要追随性能の良いLNG火力などの発電源が別に必要になる。日本の場合、冬場は19時頃が電力需要のピークだそうだ。
*1GWhではなくGWと書かれていた為、発電量ではない。
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