20世紀に某アニメ番組を見て育った人にはちょっと物足りないかも知れないが、風変わりなロボットがPOPSCIで紹介されていた。ハワイ大学のAaron Ohta氏が開発した生理食塩水と空気で出来た『泡』だ。
Ohta氏とU.H. Department of Electrical Engineeringの同僚は、この400mWの赤外線レーザーで『泡』の一部分を加熱し、『泡』を反対側に移動させるシステムを作り出した。加熱する温度によって、『泡』の加速度を変えることができる上に、360度の方向に移動させる事ができる。またサイズの調整も可能だそうだ。100μmぐらいのサイズから作れるようだ。
この泡型ロボット、他のマイクロマシンの多くは磁場でコントロールするので、それと比較すると操作が容易なメリットがある。磁石で大量のマイクロマシンを操作すると固まってしまうらしいが、そういう問題も発生しない。ガラスの破片を移動させるデモ動画があげられているが、遠隔操作アーム的なロボットとして使えるようだ。
21世紀がバブルから始まるのは、リーマン・ショック前に限らない話であったらしい。
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