2012年12月17日月曜日

無制限から大胆へ;安倍総裁の論調の変化を考える

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次の内閣総理大臣が決定している安倍総裁だが、騒動を起こした金融政策に関しては、選挙戦終盤では表現が随分とマイルドになっていた(NHK)。

どこがマイルドになっているのか分からないかも知れないが、「日銀と連携して大胆な金融緩和」となっており、「無制限の金融緩和」とは言わなくなっているし、日銀に全量買いオペを強制するニュアンスも後退している。

何時、心変わりしたのかは分からないが、イェール大学の浜田氏が安倍総裁に送ったFAXを読むと、「ゼロ金利に近い現状では、買い入れ対象が短期国債では効きません」とする一方で、「政策手段としてはインフレ目標が望ましい」と示唆しつつ、買いオペ対象に多様な金融資産を列挙している。経団連からの疑義もあったし、単純すぎる主張だと気付いたのかも知れない。

インフレ目標値を誰が決めるのかと言う議論が残るわけだが、現時点では日銀総裁人事で意向を反映させたいようだ。これは野田政権の路線*1を踏襲する形でしかないので、現実的にはなった、大山鳴動して鼠一匹と言う感じになる。

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