oktrendsの9,785名のスマートフォン利用者を対象にした調査によると、iPhoneユーザーは他のスマートフォン・ユーザーよりも、それまでの人生における性的交渉人数が多いことがわかった。
以下は、年齢による影響を排除するために、30歳時点での所有するスマートフォンの種類別の性的交渉の経験人数を表にしたものだが、iPhoneユーザー、BlackBerryユーザー、Androidユーザーの順序になっている。iPhoneとAndroidの差は、男性で1.7倍弱、女性で2倍強となっており、比較的、iPhoneユーザーは多くの性的パートナーを求めて来ており、Androidユーザーは同じ性的パートナーで性生活を送っている事が分かる。
全年齢でのグラフも以下に出ていて、上述の傾向が年齢に関わらず一貫していることが分かる。
iPhoneユーザーがもてる(=Androidユーザーがもてない)のか、iPhoneユーザーが性的にルーズ(=Androidユーザーは身持ちが堅い)のか議論になっていたが、この調査結果、真に受けるのはちょっと危険かも知れない。
まず、この手の調査は見栄を張る人が多いので、見栄の張り方の違いが出る。次に、米国の平均結婚年齢である26~28歳を過ぎても、AndroidとBlackBerryは経験した人数が一定傾向で上昇しているので、標本にバイアスがあるかも知れない。最後に、婚姻の有無や所得や職業、地域等をコントロールしていないので、要因を考察するための材料が無い。
とはいえ、こういう調査は話題にすると楽しいもの。なお、MediaPostの報じた調査結果でも、iPhoneユーザーは、他のスマートフォン・ユーザーと比較して所得が高めで年齢が若く、活動が活発だという調査結果が出ている(この調査も、米国の平均年収は約4万ドルなのに、iPhoneユーザーの平均年収が10万ドルを超えており、他のスマートフォン・ユーザーの平均年収も8万5000ドルある事からバイアスが大きい感じがするので注意が必要)。今のところの各種調査をまとめると、iPhoneユーザーは、恋愛を含めて人生を謳歌しているタイプだと言えるかも知れない。
もちろん、これらは集計された調査結果であって、iPhoneを使っている人でも全く恋愛に縁が無い人も多数いる。誤解しないように注意しよう。
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