米国はオハイオ州にウォバシュ川という漁業資源が豊かな川がある。右の写真の大ナマズも、ウォバシュ川で釣れたもののようだ(Indiana Catfish Association)。
釣り好きに良い川だと思うかも知れないが、実際のところはそんな事は無いかも知れない。ウォバシュ川の恐るべき真実を捉えた動画が、BREAKにアップロードされていた。
魚、跳ねすぎ。
英名でシルバー・カープという品種で、45kgにまで成長し、船の騒音などで驚くと3m弱もジャンプするらしい。そしてジャンプした結果、船に乗り上げて来て、魚体を傷つけてしまう事が良くあるようだ。釣りをするまでも無く、船を動かすだけで簡単に捕獲できてしまう。
もっとも釣りと言う視点を離れれば、この跳ねるコイは、ある意味、爽快と言えなくもない。ウォバシュ川には、北米最長だったウォバッシュ・アンド・エリー運河がつながっていたりもする。近所に住んでいたら、ちょっと観光に行きたくなるのかも知れない。
なお、シルバー・カープは和名はハクレン(白鰱)と言い中国原産の養殖魚だが、ミシシッピー川などで大増殖するなど、米国では有害な外来魚として問題になっているようだ。日本でも養殖が試みられた結果なのか、日本では延長が長い利根川水系では生息が確認されており、釣る事ができる。釣りが好きな人は、ぜひトライしてみて下さい。
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