2013年3月15日金曜日

アブラハムPB社「いつかはゆかし」事業と為替の長期変動

このエントリーをはてなブックマークに追加
Clip to Evernote
Pocket

やまもといちろう氏が過大広告なのでは無いかと危惧*1し、「利回り10%宣言は、異常じゃねぇんダッ!」と広瀬隆雄氏が擁護するアブラハムPB社「いつかはゆかし」事業だが、為替の長期変動の話しがすっぽり抜けている。

同社のウェブサイトを見る限り、毎月5万円積み立てて想定年利10%で1億円に到達する計算を盛んに示している。しかし、円ベースだ。シミュレーション結果を見ても、そのようにしか見えない。

一方で同社のウェブページでは、海外の優良ファンドを利用して積立をしましょうと主張している。ここで言う海外の優良ファンドは円建てで積立できるのであろうか?

実際、公式スタッフブログを見る限り、以下のような質疑応答がされている。

この質疑応答を見る限りは短期的な変動は考慮しているのだが、長期的な円高傾向などは考慮されていない。30年間も積み立てるわけだから、両国のインフレ率の差*3と購買力平価を考えて、利回りを2%強は割り引く必要があるであろう。

同社が虚偽の説明をしているわけではないが、為替レートが変化しない等の条件を明記すべきでは無いであろうか。

*1キャピタルゲイン課税が考慮されていないし、リスクを明示する必要があるのでは無いかと指摘している。

*22001年から2012年は、日本のインフレ率はほぼゼロである一方、米国は2%台の年が多い([世] インフレ率(年平均値)の推移(1980~2012年)(アメリカ, 日本))。

0 コメント:

コメントを投稿