2013年3月13日水曜日

ブラジルでインフレ予測を上回るインフレが続く

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電気料金の引き下げなどが行われたブラジルだが、インフレ傾向が止まる事はなく、八ヶ月連続で予測を上回るインフレ率が観測されている。ブラジル地理統計資料院が出している拡大消費者物価指数(IPCA)のグラフがReutersで紹介されていた。食料価格等が引き上げたと言うのもあるらしいが、正確なインフレ予測は難しい。

Actualが実際の値で、濃い緑のForecastが予測値、Errorがその差となっている。

ブラジルはインフレ目標政策を導入しており、現在は4.5%~6.5%のレンジになっているのだが、その上限に近づいており、J. Safra銀行のエコノミストCarlos Kawall氏によると、もっと金利を引き上げる必要があるそうだ。2011年にかなり金利を引き上げていたものの、現在は相対的に低めで推移している。インフレ抑制には、増税で財政赤字の水準を減らした方が、手っ取り早いとは思うが。

なおブラジルでは中央銀行が経済成長や為替レートではなく、インフレ率のコントロールが政策目標だと、中央銀行総裁が説明している(Reuters)。金利を上げるとレアル高になって、インフレ目標政策採用国でも、国内に不満が出るようだ。

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