2013年3月26日火曜日

求められているのは選挙区画設定ルールの改訂

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昨年末の衆院選挙の一票の格差に関して、あちこちで起こされた裁判で違憲判決が続いている。一票の格差の数字が問題なのは確かなのだが、どうも選挙区画設定ルールが不適切であるためのようだ(根元・堀田(2004))。

47都道府県に1議席ずつを別枠として割り当てる「1人別枠方式」を廃止*1しても大きな改善にならず、同一の都道府県内の市町村で選挙区を構成する方法に無理があるらしい。丁目や番地で選挙区を分割しないと、一票の格差の解消は無理なようだ。全国一区の比例代表制にしてしまえば、この問題からは開放されるが、そうもいかないと思う人は選挙区画設定ルールについて議論していかないといけない。

制度改正の面から言うと、都道府県の境界を越える選挙区を策定するよりも、丁目や番地で選挙区を分割する方が現実的に思えるので、そちらの方向を模索するべきだと思うが。謀らずともゲリマンダーが出来そうだけれども。

*1衆議院議員選挙区画定審議会設置法の第三条2項で規定されていたが、野田政権末期に廃止された。

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