2010年8月3日火曜日

アフガニスタンとイラクの戦争、IEDによる爆破テロの動画

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定期的にニュースでアフガニスタンとイラクの戦況が報道されている。アフガニスタンは、2010年7月も多国籍軍(NATO軍)の月間死者は100人に達し(CNN)、イラクの方は222人とピーク時に比べると少ないものの、一定数の被害が出続けている事が分かる(日経IRAQ BODY COUNT)。アフタニスタンは2001年から、イラクは2003年から米軍は侵攻しているが、完全には反抗勢力の武装解除ができていない。この、質・量ともに世界最大の戦力を持つ米軍を苦しめているのは、IEDと呼ばれる即席爆発装置だ。

名前の通りIEDは手近なモノで爆発物を作り上げたもので、ワイヤーでもリモコンでも時限装置でも、何らかの方法で爆発させて使う。基本的にブービー・トラップの類の代物であり、ゲリラ戦の常套手段ではあるが、金属探知機などでの早期探知という分かりきった対策の割りに、米軍も被害を押さえ込めずにいる。いたるところに、多数の不審者が仕掛けて歩いているからだ。

日本にいると、幸運なことにその威力が分かりづらい。しかし、このIEDの爆発動画は、幾つもyoutubeに上がっているので、その威力を見てみよう。

上の動画に映っているのは、普通に自動車が走行している幹線道路だが、34秒過ぎに突然、1台の自動車が爆発して周囲を吹き飛ばしている。VBIEDや、Car Bombと呼ばれる自動車爆弾で、IEDの一種だ。

これは監視中の兵士が撮影していたものだと思われるが、付近の建物が爆発し、その破片が降りかかってきている。爆風の速度で飛んでくる金属の破片などにあたれば、もちろん銃弾と同等かそれ以上の怪我を負い、場合によっては死亡する。

これは道端に仕掛けてあったIDEが爆発したものだ。いつ、どこで爆発するか分からない恐怖は、軍事活動のみならず、その国の経済活動にも打撃を与える。

動画は、アフガニスタンやイラクでも米軍に反抗したい勢力が存在すること、そして反抗勢力が米軍に対抗する方法を持っていると言う事を、完結に説明してくれる。米国ほどの軍事力があれば戦争に勝つのは容易だが、統治するのは難しいのだ。それでもイラクは自体は終息に向かいつつあるようだ。アフガニスタンは、親米政府が十分に機能していないと言われる状況で、徐々に多国籍は撤退を開始し、アメリカにも厭戦気分は広がっている。

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