2010年8月10日火曜日

ミツバチは朝型?

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Behavioural Ecology and Sociobiologyに掲載された論文によると、ミツバチは朝の方が良く新しい花の臭いを学習することができると、BBCが伝えている。既存研究では、ほとんどの花が朝に花蜜を集積する事が指摘されており、嗅覚が朝優れているということは、より効果的に蜜を集めることができると考えられる。

ドイツのKonstanz大学のGiovanni Galizia教授によって率いられた研究チームは、千匹の働き蜂(Apis mellifera)を捕獲し、一日の異なる時間に臭いとミツを連想するように、ミツバチのグループを分け訓練を行った。実験ではミツバチに香りを嗅がせ、授粉昆虫が花から蜜を吸い出すのに使う付属器官である吻を延ばす事ができたのであれば、砂糖水を与えたそうだ。早朝に訓練を行ったグループが、もっとも反応が良かったとのこと。

過去の研究で、既にミツバチは一日の時間に従って活動している事が知られており、1960年代にはパリのミツバチをニューヨークに連れて行ったところ、時差ぼけでパリ時間で活動したことが観察された。しかし、Galizia教授らの研究は、ミツバチが朝により良く学習できることを示した初の研究である。論文では、ミツバチが蝶や他のミツバチなどの競争に勝つため、花とミツバチが共進化した結果ではないかと書かれている。

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