世界初の通信機能を持つ家庭用ゲーム機Dreamcastは、PlayStation 2に惨敗して消えていったため、記憶にある人は少数かも知れないが、一部に熱狂的なファンが存在する。中でも技術力のある人々は、PC上で動くエミュレーターnullDCを公開しており、Androidにもポーティングされたようだ(Android Central、Raziel's blog)。
以下がその動画。nullDCはC++で書かれているので、NDKが役立っていると言えるのかも知れない。
nullDCはオープンソースだが、Dreamcastのソフトはプロプライエタリなはずなので権利関係の詳細に疑問が残るが、とにかく動いているのは確かのようだ。ただし、Dreamcastはゲームボーイ等に比較すると高機能なハードウェアな為か、まだフレームレートは十分でないそうだ。
ゲームボーイやファミコンの、スーパーファミコンのエミュレーターは既にある(Youtube)ので、Androidはエミュレーター祭りと言えるかも知れない。なお、ゲームボーイのエミュレーターはタッチパネルの画面上に十字キーとボタンを表示していたが、nullDCでは入力部分のエミュレーションはされていないようだ。GD-ROMで配布されているソフトウェアをどう読み込むのかも不明。
湯川専務が喜ぶかは分からないが、Dreamcastの往年のファンはインストールしてみても良いかも知れない。
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