2010年10月29日金曜日

十年後の自動車にドライバーは不要?イタリアから中国まで自動運転のバンが走りきる

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欧州委員会欧州研究会議の150万ポンド(約1億3000万円)の資金援助を受けて、カメラとレーザー・センサーからの情報で自動的に車線を判断し、障害物を避けて進むコンピューター制御の自動走行バンで、イタリアから中国まで約13,000Kmを走破する実験が行われ成功したようだ。この自動操縦システムは、GOLDと呼ばれている(Mail Online)。

見ての通りステアリングはPCが制御しているので、人間は触っておく必要が無い。

この異国での道路事情や天候でのデータ蓄積を目的とした実験では、緊急時に備えてバンには研究員が搭乗していたが、様々な道路の状態、交通の混雑、ドライバーのマナーに遭遇したものの、ロシアで交通渋滞に巻き込まれたときと、料金所を通るとき以外は、運転する必要は無かったそうだ。

もちろんナビゲーションも、自動でおこなわれ、地図も搭載されていなかった。イタリア、スロベニア、クロアチア、セルビア、ハンガリー、ウクライナ、ロシア、カザフスタンを通過し、ゴビ砂漠を抜けて中国に到達した。途中で一度、ヒッチハイカーを拾ったそうだ。

このバンは最高速度が60Km/Hの電気自動車で、2~3時間の走行につき8時間の充電が必要だそうだ。道のりは単調でほとんど問題は無かったが、研究員がシステムをオフにするのを忘れて、先導車に後続車が追突した事があったとのこと。

子供が飛び出すなどのアクシデントの多い道路を走る自動車では、自動運転の実現は遠い未来だと思っていたが、その未来は意外と近かったようだ。Googleも自動運転カーを開発しており、既に公道で走行していると報道されている。また、日産自動車は追突回避技術を、ホンダも車間や車線を自動で維持する技術(HiDS)を、既に市販車に搭載している。機械は人間と違いアルコールや麻薬の影響を受けずに常に冷静に運転できるので、将来的には行き先を指示する以外は、ドライブで人間がすることは無くなるのかも知れない。

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