ケニアの北東部のジャングルのボニ・ドドリの森に設置されたカメラに、新種のハネジネズミが写されたようだ。ロンドン動物学協会の先端存在プログラムのフェローであるGrace Wambui女史の設置したカメラが撮影した(Mail Online)。
同プログラムでは、現在、17種類しか確認されていないハネジネズミを探していて、この写真に写った生物が新種だと信じている。
ハネジネズミは以前は、トガリネズミの一種だと考えられていたが、近年は象に近い動物だと分かっており、アフリカにしか生息していない。2008年4月にも新種が発見されている(BBC)。
発見したチームの地域保全生物学者Rajan Amin博士は、もし新種であれば、ボニ・ドドリの森の生物多様性の証明になり、分断された海岸林の保護の重要性を示すものになると喜んでいる。調査対象の地域は、以前は安全性やインフラの問題で、あまり調査されてこなかった。博士によると、アフリカの海岸林は、沿岸部の急速な開発で胸囲にさらされており、効果的な資源管理が早急に必要とされているそうだ。
しかし、写真を見る限りは体長が30cmも無いので、一般人に環境保護を訴えかけるには、やや迫力が欠けるサイズかも知れない。
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