2010年10月16日土曜日

紫は鳥とコウモリを遠ざける?

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風力発電所の一つの問題として、鳥や蝙蝠をタービンが巻き込み死傷させる事がある(海鳥日記)。バードストライクは風力発電所の問題点として認識されており、その立地は鳥の生息地域や渡り鳥のルートを配慮したものが多いが、それでも一定数の被害が出るのが実情だ。しかし、紫色に塗ることによって、被害に遭う鳥を減らすことができるかも知れない。

Mail Onlineが伝えるところでは、ラフバラ大学の大学院生Chloe Long女史が、レスターシャー州の牧草地にある高さ13mの風力発電のタービンの横に様々な色のカードを並べて、白や灰色、黄色のカードには余り効果が無いのに、紫色のカードには、虫をタービン・ブレードが届く距離よりも遠ざける効果があることを確認した。虫が近づかなければ、それを追って鳥が近づく可能性も減る。なお、危険な距離に近づいた鳥の90%は、ブレードに血管を切られる前後に、急激な気圧の変化に遭い、死んでいるそうだ。

Long女史は、風力発電所の構造物をペイントすることによって、費用対効果の高い被害軽減策行えるそうだが、昼も夜も効果があるので、本当に色で虫を防いでいるのかは気がかりだ。また、Long女史によると、風力発電のタービンの発熱も虫をひきつける効果があり、ブレードの回転はコウモリの反響定位を邪魔する効果がある。まだまだ風力発電のタービンには、環境対策の余地が多いようだ。

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