ロシアの西シベリア・チュメニ州の州都チュメニ郊外で4月2日、乗客乗員43名が搭乗したロシア航空会社ユーテイル(UTair)のプロペラ旅客機ATR72が墜落し、うち33名が死亡した事故で、ロシア運輸省の監督官は、機体の氷結が原因だと見ているようだ(RIA Novosti)。
墜落した機体は、チュメニのロシノ空港で、零度でみぞれと霧にさらされた状態で6時間待機していたそうだ。-12~4℃で機体が氷結し、浮力を失うなど機能不良になり、近年は機体に積雪があると離陸が許可されないなど規制が強化されている。ユーテイル航空では、除氷作業を行っておらず、それが事故原因になったらしい。同航空会社では、調査時に労働時間や訓練、メンテナンス間隔での違反が見つかっている。
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