2010年9月1日水曜日

5種類目の葉緑素が発見される

このエントリーをはてなブックマークに追加
Clip to Evernote
Pocket

葉緑素にも種類があるのはご存知であろうか?

オーストラリアのシャーク湾の生きた化石とされるストロマトライトの中の藍藻類から、5種類目の葉緑素が発見されたとABCが伝えている。よく見られる葉緑素と異なり、赤外線に近い周波数の光を広い帯域で吸収するそうだ。

ストロマトライトは、藍藻類の死骸と泥から作られる岩状の堆積物で、環境が厳しく捕食者がいない浅水域に散らばっている(右の写真)。先カンブリア期末期(約6億年前)までは、地球上に大量に見られた種だそうだ。

葉緑素はクロロフィルa、b、c、dと種類があり、 ロシアで発見されたというクロロフィルeの真偽が確認されていないため、今回発見されたクロロフィルムfが5種類目となる。クロロフィルdは赤外線を吸収できるが、クロロフィルムfほど吸収できる光の周波数の幅が広く無いそうだ。

発見したチームのシドニーのマッコーリ大学のRobert Willows準教授は、バイオテクノロジーへの応用ができるかも知れず、ストロマトライトの中の藍藻類は30億年前の生命の状態を表していると述べている。

0 コメント:

コメントを投稿