2013年4月20日土曜日

地下鉄24時間化に関して、ある社会主義にある誤解

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本当は都営バスの24時間化が想定されているらしいのだが、なぜか地下鉄24時間化が話題になっていて、そして経済評論家の池田信夫氏が「東京・大阪・名古屋の3都市で地下鉄の24時間運行を行なうという案が発表された」「世界の主要都市では当たり前のことだ」と主張している(BLOGOS)。前者だけではなく、後者も大きな勘違いをしている。

ある種の機械音痴だと思うのだが、大規模な運行系なので地下鉄には保守がいる。レールも痛むし、壁や天井も崩れて来るわけだ。終電から始発までの短い時間の間に保守作業をしているわけで、現状でもスケジュールは厳しいようだ。

ニューヨーク市地下鉄は24時間やっている? ─ そう、大部分は複々線化されているので、24時間運行しながら保守作業が可能だ。しかし、ロンドン、シカゴ、香港、上海、シドニー、カイロ、デリーなどの世界の大都市の地下鉄は、始発と終電がある。ベルリンは金・土が終日運転だが、他の曜日は始発と終電がある。

新自由主義者的な発想をすれば、利潤最大化するように営業時間を決めることが、効率的な資源配分が可能になる。(根拠不明だが)人為的に人口を集中させる必要があって、そのために地下鉄を24時間動かせなんて、計画経済の信奉者としか思えない。池田信夫氏は民間主体で事業運営されている東京スカイツリーへの批判も繰り返している(ASCII.jp)のだが、実は社会主義者であったりするのであろうか。

池田信夫氏は学部時代にマル経にはまっていたそうなので、意外でもないが。

2 コメント:

泰成 さんのコメント...

 東京は美濃部都政の時代に、建物の高さを制限する条例のせいで、未だに容積率が非常に低いので、彼は規制緩和を考えているのではないでしょうか。

社会主義というのは違うと思いますが。

uncorrelated さんのコメント...

>>泰成 さん
容積率の緩和ならば理解できますが、その話しが出てくる前に「必要なのは、3大都市圏と地方中核都市に人口を集中」になっているので、もう人口集中が目的になっていて計画経済的です。

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