2010年12月23日木曜日

mixiが商標出願で自らの機能不全を示す

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TAKAPPRS (TAKA@P.P.R.S)で、mixiの商標出願中の単語がリストされ、各所で否定的なコメントがあげられていた。

以下が出願中・取得済の商標だが、どれも一般的な呼称かつ、mixi以外の同業者が先に使い始めた単語で、mixiが独占的に使える理由が想像つかない。

1. チェックイン
check-inはOxford Dictionariesによると「到着を登録する動作」を表す。典型的には、宿泊手続きや搭乗手続きの事を指す単語だ。ウェブ・アプリケーションでもログインの同義語として頻繁に使われる。wikipediaを見ても"Check-in is the process of announcing your arrival at a hotel, airport, sea port or social network service."と書いてある。
日本語だとソースコードのバージョン管理システムや、ソニーの携帯音楽プレイヤーで使われる単語だが、近年は位置情報サービスでも良く使われており、2008年12月にはBrightkiteにCheck inという概念がある事が紹介されているし、「チェックイン疲れ」と言う表現もある。
2. ソーシャルクーポン
はてなブックマークの最終更新時間によると、2007年04月23日にはnicopon.jpで利用が確認されている。商標取得済み。
3. つぶやき
twitterの紹介で、さんざん使われている「つぶやき」。なぜか商標取得済み。
4. イイネ
Wassrのイイネボタンは、mixiエコー(現ボイス)より前にある。
5. ソーシャルアド
日経ネットマーケティングで、2010年4月28日に『例えばSNSの利用者同士のつながりなどを取り込んだ広告「ソーシャル・アド」』と使われている。
6. ソーシャルアプリ
最近、mixiやGREEで頻繁に見かけるようになった単語。これらの会社も利用するOpenSocialというAPIがあるのだが、そのリファレンスにSocial Applicationという単語が頻出する。

特許庁には『出願しても登録にならない商標』という説明があり、『自己と他人の商品・役務(サービス)とを区別することができないもの』『商品又は役務の普通名称のみを表示する商標(商標法第3条第1項第1号)』は登録できないと説明がある。どこまで公知例として認められるかが問題になるのだろうが、全部駄目な気がしなくも無い。

恐らく英語だから普通名称ではないとか、インターネット・サービスでは最近利用されて来たので普通名称ではないとか思ったのだろうが、世間の反感を買うのは間違いない。さらに商標取得に失敗すれば、インターネットにおける普通名称が何か理解していないと言う事だから、SNS企業としてmixiは機能不全だ。以前に老舗SNSのmixiが何かおかしいと書いたが、本当におかしくなりつつある気がしてならない。

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