搭乗員の訓練が終了し、近日中にウクライナ軍に米国製戦闘機F-16の提供が開始される*1。
4個飛行隊(64機体制)が実現できる数が約束されている一方、当初は配備数が限られる*2ようだし、そもそもロシア空軍機に対して圧倒的に優勢とは言えない機体だが、報道での慎重な見方以上に影響は大きい。
インターネット上で話題になっている事件を、理論とデータをもとに社会科学的に分析。
ボイコットで犠牲になるのは社会的弱者と言うような主張が𝕏/Twitterで反リベラル/アンフェのアカウントから流れていた。多数派が協力しないとボイコットは機能しないので、社会的弱者のための武器にはならないと言う考えのようだ。そんなことは全く無くないので指摘したい。
歴史的にはボイコットは弱者が強者に反抗する方法として生まれている。不在領主が派遣した横暴な土地差配人チャールズ・ボイコット大尉を、使用人と地元民が罷業と取引停止で抵抗して追い出した1880年の事件から取られた名称だ。現在では主に不買運動を指す言葉になっている。
ネット界隈の反リベラル/アンフェの皆さんが、都議選に立候補した蓮舫前参院議員が、都内のあちらこちらに張られたRシールについて「全く意味がわかりません」と言ったことに非難を浴びせ、翌日になって状況を把握した蓮舫氏がRシールを貼った人は剥がすように呼びかけた。アナウンス自体は悪くないが、もっと早い方が良かった。
都に事業委託先の監査請求を行ったり、𝕏/TwitterやBLOGで受けた非難を不法行為だと訴訟を起こしたり、東京都知事選に出馬したりと、個人で政治/市民活動を行っている暇空茜氏への支持を表明している岩下の新生姜で知られる岩下食品の社長、岩下和了氏へ、暇空氏の活動を善しとしない人々から批判が集まっている。
2024年7月7日の都知事選は、前評判どおりに現職の小池百合子氏の圧勝で終わった。
同日の鹿児島県知事選挙も与党側候補が勝ってはいるが、立候補者の人気が強く出る首長選だ。都議会議員補欠選挙では、立憲民主党の銀川ゆい子氏が自民党候補者にダブルスコアで勝っており、自民党の劣勢と立憲民主党の勢いが止まっているわけではない。小池都政の継続を支持する都民が多かっただけである。
都知事選に立候補している蓮舫氏が、明治神宮外苑再開発の是非を問う都民投票を実施するという公約を追加し*1議論を呼んでいる。民間の事業を制約するのは財産権の侵害になると言う批判が多いようだが、譲渡に至る経緯が複雑な土地なのでそうなるかは判然としない。
明治神宮の私有地なのだから、明治神宮は他の私有地と同様に自由に利用してもよい、計画の阻止は財産権の侵害だと言う批判は、明治神宮外苑が私有地といっても特異なものであることを見落としている。
コカ・コーラの広告に採用されたMrs. GREEN APPLE『コロンブス』のミュージックビデオが炎上したのだが、何が悪いのかと疑念を呈している人々が、アンチリベラル、アンチフェミニストの中にいる。
このビデオで傷ついた人はいないと言っているのだが、非難している人々の主張を汲む努力ができていない。誰かの心が傷つくと言う話ではなく、歴史観、道徳観、尊厳が問題とされている。
SNSでは「日本は性犯罪者に甘い、刑罰が低い」と言われていることがあるのだが、強姦に対してもっとも残虐な刑罰を与える国の一つとしてリストされていることもある国だ*1。死刑や去勢はないので最もは言いすぎな気がするが、先進工業国の中ではアメリカ(の一部の州)と並んで重い方だ。
社会学を含む人文系の学者の一部に、ミッシェル・フーコーと言うフランスの哲学者を好む人々がおり、政策的議論において学問的な知見(エビデンス*1)を突きつけられると、フーコーは近代的合理性に懐疑的見解を示している、学問も暴力性を持っているというようなことを言って、エビデンスを受け入れるのを拒絶してくることがある。これは自尊心を壊さないための拒絶反応に過ぎないので、フーコーの議論の問題点を指摘して止めをさしにかかろう。