2020年4月5日日曜日

ニューヨーク州の新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)基本再生産数R₀を推定してみたら、やはり破滅的だった

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リクエストがあったので、ニューヨーク州(半分以上は市)のデータから、東京都の推定などに使ったのと同じ推定モデル、同じパラメーター暗数7割と回復率γを仮定して*1、(a)3月1日から4月4日までの1ヶ月ちょっと、(b)3月1日からの1週間、(c)4月4日までの1週間の3種類のR₀の推定と、最後の(c)のR₀(に従うβ)をパラメーターにとる4/4からのSIRモデルによる予測を描いてみた。

2020年4月4日土曜日

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策で、都市ロックダウンは有効か?

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感染者数の増加で、欧米の一部の都市でとられているタイプの“ロックダウン”を東京でも実施すべきだと言う声が大きくなってきた。疫学者も少なくとも一つのチームはそう主張している*1。しかし、(1)現状の感染パターンからは大きな効果を望めないし、(2)失業者のさらなる増加*2や学業の阻害になる*3一方で、(3)ロックダウンの解除後に感染者の増加ペースが元に戻る可能性がある。

2020年4月2日木曜日

フェミニスト写真家にとっても、髪型とパンプスは女性の一部

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HUFFPOSTで、女性差別的な古い広告の男女を入れ替えたバージョンを撮っているフェミニストのアーティストのEli Rezkallah氏の性差別を批判する作品が紹介されていたのだが、男女の行為の他、服装を入れ替え気味にした構図の写真でも、髪型とパンプスが維持されている。性別が識別できなくなってしまうためであろう。人々が自然に女性を女性だと認識できて、かつジェンダー固定観念に縛られない表現は難しい。そして、Rezkallah氏も女性が被写体の作品をプッシュしているような気が 。

2020年4月1日水曜日

シンゾー、日本がどれぐらいヤバイか分かっている?

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コロナウイルス感染症(COVID-19)だが、直近1週間のデータからSIRモデルで推定すると*1、11月24日に感染者数が全国民の18%とピークを向かえ、2割の446万人が入院する必要が出てきて、3%の67万人が酸素吸入以上のケアが必要になり、さらに収束するまで1年半かかり、重症者の累計は314万人に達する*2。単純な数理モデルで精確かは分からないが、欧米の惨状を見る限りは全くの計算違いとは言えない。

2020年3月31日火曜日

2月27日の安倍総理の全国一斉休校要請はダメ決断

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先月27日の安倍総理の全国一斉休校要請*1については、大きく(1)国民の警戒心を高めることによって新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大防止に寄与した派と、(2)要請時には有効性の低い施策であり、むしろ休校要請の解除によって人々の気が緩み感染が拡大する派の二つに分かれているのだが、一ヶ月を経過したので評価してみたい。過去60日間のデータを使った、SIRモデルに沿った基本再生産数R₀の推定値を見てみよう。

直近一週間のデータで基本再生産数R₀を推定する方法

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新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染者がどこまで増加しうるのか、その大雑把な目安として使える数字に基本再生産数R₀と言うのがある。R₀<1であれば感染症はすぐに消えてしまうが、R₀>1であれば集団免疫を獲得するまで累積感染者数は増加していき、R₀に応じて累積感染者が定まる。

精緻にR₀を推定するのは専門的かつ労力が要る作業なのだが、教科書的なSIRモデルに準じて計算するのはそうでもない。推定モデルの導出までだったら、高校もしくは学部初年度の微分積分の範囲でいける。複雑なモデルは短期間のデータからは上手く推定できないし、今回は雑な方法で推定してみよう。

2020年3月30日月曜日

BCGワクチン接種の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)予防効果について確実に言えること

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あなたが望むほど効果量は大きくない。

結核対策のBCGワクチン接種がされている旧東ドイツでは新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の罹患率が低く、そうではない旧西ドイツでは高いと言うような複数の疫学データから、BCGワクチン接種がCOVID-19予防効果を持つのではないかと言う仮説が出され*1、ネット界隈で広く参照されているのだが、半信半疑をお勧めしたい。

日本航空(JAL)が女性の客室乗務員と地上職員のパンプス着用義務をなくした件の報道で

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身をかがめたときに下着を盗撮される問題*1などへの対処になる、パンツスタイルの制服を昨年採用した日本航空(JAL)が*2、女性の客室乗務員と地上職員のパンプス着用義務をなくした*3。労使交渉の結果なのか、経営者が気を払ったのか、服務規定をつくっている部署が時代を捉えたのかは分からないが、一年と少し前からの騒動が影響した可能性は高い。

ラディカル・フェミニズムがどういう運動だったかが分かる『女のからだ』

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ネット界隈では、定期的にフェミニストが表現物に難癖をつけることで論争が盛り上がるのだが、色々と無理筋な主張をするので表現物の擁護派は難癖をつけるフェミニストに疑念を持つに至っている*1。近所のおばさんと同じヒステリックな保守派と言うものや、オレの考えた本来のフェミニスト—対話によって男女平等を目指し、女性の選択肢を増やすことを目指す人々—と異なる偽者と言うものなど色々あるが、歴史的にどういう運動がフェミニズムと呼ばれているのか把握しているのか危ぶまれる*2。特に、ラディカル・フェミニズムへの理解が乏しい。

2020年3月27日金曜日

セクハラ質問に怒りだす人工知能(AI)を検討してみよう

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ツイフェミの皆さんが駅案内サイネージに使われている接客・窓口システム「AIさくらさん」を非難したことに関して、過去の架空の女性キャラクターの表現物への非難*1とあわせたネット論客の青識亜論氏のエントリーを見かけたのだが、ツイフェミの皆さんの説明不足もあって、彼らの問題意識を微妙に拾えていない。今日も過剰に「思いやりの原理」を働かせてみよう。

2020年3月26日木曜日

東京都のSARS-CoV-2の感染増加率がどれぐらいヤバいか基本再生産数R₀で見ると

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偉い人の今後の算段が大きく変わりそうな感じである。

新たに新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染者が41名確認された。これまでの毎日の新規感染者数よりも大幅に大きいが、イマイチ問題の大きさが分からない。帰国者や旅行者もいるわけだし、無症状者や軽症者が街を歩いているのも確かなので、ぼちぼちと発生し続けるのは想定内だからだ。感染拡大ペースがどの程度か、それがどれぐらいひどい帰結をもたらすかの指標になる、基本再生産数R₀を雑に計算してみた*1

2020年3月23日月曜日

セクハラや性暴力を減らす取り組みは、成果を挙げて来ている

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ネット論客の青識亜論氏が「セクハラや性暴力を減らすというの、政治運動として結果を出しづらい・・・萌え絵や公共的な広告物をバッシングして取り下げさせるの、簡単に結果が出るので「成果としてアピールしやすい」」と言う、近年の法制度改革やその実効性の向上などを省みない、セクハラや性暴力の問題に関する強い無関心さを感じる主張を行っている。青識亜論氏が非難しているツイフェミも無視しがちなのだが*1、ここ30年間、社会風潮を含めて大きな改善が行われてきた。

2020年3月22日日曜日

ラディフェミは社会の価値観を書き換え、相容れない価値観は消し去る気だから

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昨日のエントリーにネット論客の青識亜論氏にもらったコメントで、「現代社会は相いれない価値観の持ち主が共生しなければなりません・・・」と言うのがあったのだが、ラディカル・フェミニズムは「個人的なことは政治的なこと」と言うスローガンで、社会の価値観を書き換える運動を展開しているので、相いれない価値観と共生すべしと言う前提を共有していない事がよく理解されていないのが気になった。

2020年3月21日土曜日

ラディカル・フェミニストが「AIさくらさん」を非難する理由

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世間では新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への不安の声が大きいが、ネットの片隅では、架空の女性キャラクターの表現物について、女性フェミニストと表現の自由戦士が言い争いを続けている。今の御題は駅案内サイネージに使われている「AIさくらさん」。セクハラ質問もさらりとかわす*1器用な応答ができる接客・窓口システムだ。

飲食店従業員の新型コロナウイルス抗体検査と陽性時の休業補償はいかがですか?

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兵庫・大阪で経路不明の新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染者が増えてきて、爆発的な感染拡大が危惧されている*1。対策として、兵庫と大阪の往来の抑制を呼びかけているのだが、もっと具体的な方法を考えるべきだ。学校閉鎖もする? — いやいや、感染者に学童や生徒が多いわけではないし、大きな効果量は望めない。飲食店従業員の新型コロナウイルス抗体検査と陽性時の休業補償はどうであろうか?

2020年3月20日金曜日

エロ可愛い格好は女性に有害

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ネット界隈でフェミニストがメディアの女性表現を非難するのはよく見かける光景だが、主張が十分に整理されておらず、性的モノ化などの実は無関係そうな概念*1をよく理解せずに持ち出し議論を混乱させるので、ずっとマンガやアニメの愛好家を困惑させ続けている。フェミニストは気に入らない女性表現に難癖をつけているだけだと言うお気持ち説にたどり着かざるを得ないのだが、そのお気持ちの根源を探り根拠をつける事が不可能と言うわけでもない。

2020年3月19日木曜日

あるべき統治を考える『はじめての政治哲学』

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民主国家の一般市民は、統治形態が民主制度であるべき理由をどこまで説明できるであろうか。民主制度を肯定できたとして、なぜ複数の民主国家が統合されずに共存しているのか、その理由を説明できるであろうか。昨年、文庫化されたデイヴィッド・ミラー『はじめての政治哲学』は、こういう現代の民主国家の政治制度を肯定的に説明してくれる本だ。網羅的に政治哲学者を紹介していくような教科書ではなく、読み物になっている。

2020年3月18日水曜日

新型コロナウイルス感染症の治療薬のニュースを見るときに心に留めておきたいこと

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他の疾患のための認可済みの薬剤を、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に流用する試みが行われており、富士フィルムのアビガン錠(の中のファビピラビル)などの話がぼちぼちニュースに流れているのだが、効くと言っても特効薬とは限らないので注意したい。報道では効果量・副作用・被験者数について言及されていない事が多いし、研究や治験のどの段階かも強調されていないことが多いからだ。後で残念な結果が出てくることは十分あり得る。

2020年3月15日日曜日

サトウヒロシさん(@satobtc)、感染者数のピークを抑えるということは、感染者や死亡者数の延べ人数も減らすということだから

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ビットコイン好きの個人投資家らしきサトウヒロシ氏が、ゆっくりとみんながコロナに罹ることによって感染者数のピークを抑えるピークカット戦略が最終的に破綻し、より多くのコストを払うことになると、ネット界隈の人々を煽っている*1のだが、出だしから変なことになっている。デマを流して楽しむにしても、もっと上手くやって欲しい。

厚労省に早々に打ち出して欲しい新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)抗体検査キットの使い方

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これまで日本では新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染検査はRT-PCRで行われて来たのだが、手間隙時間がかかり、作業者によって精度が大きく左右される問題があった。ここに来てより簡便な免疫イムノグロブリンを見る検査キットが輸入販売されだした*1のだが、昼間の報道番組のコメンテーターを含めて後先考えずに検査したい人々が一定数いるので、厚労省にはなるべく早く適切な使い方をアナウンスして欲しい。

2020年3月12日木曜日

ブラジル式新型コロナ・ウイルス感染予防法

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朝起きたら、耐熱容器にバターを5g入れて電子レンジ600Wで20~30秒加熱したあと、オリーブオイル大さじ1、にんにく1カケラ(か小さじ1)の摩り下ろし、塩ひとつまみ、胡椒ちょっと、乾燥パセリそこそこを追加してよく混ぜ合わせ、トーストに塗ってオーブントースターで焼いてガーリック・トーストを作って*1食べてから出かけると、誰も近寄ってこないので新型コロナ・ウイルスの飛沫感染を防げると言うような話が流れていた*2

フェミニストの皆さん、性差の存在を認めることは直ちに現在の性別役割分担を正当化するわけではないですよ

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トランスジェンダーに親和的なフェミニストの誤謬推理を、社会科学初学者のアライさんが紹介していて気になった*1。曰く、男性と女性というジェンダーが遺伝的に決定されると言う思想は、男性と女性の社会的役割を生物学的決定論で説明することにより、社会的役割を変更不可能な結果と考えるものだから、フェミニストは受け入れるべきでは無いそうだ。

2020年3月10日火曜日

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策は、来月以降、何ヶ月も続ける必要があるのを忘れていませんか?

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安倍内閣が政治決断で、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染拡大防止のため、春休みの前倒しによる学校閉鎖要請をし、3月末まで中国人と韓国人の入国を大幅に制限した*1。急な要請による現場の混乱の他、有効性について疑問があるのはさておき*2、こういう無理がある措置をずっと続ける覚悟なのか気になるところだ。しばらくは内外で感染が拡大していく恐れは強いし、そうでなくても対策を緩めたら感染者数の拡大に転じることになる。弊害の大きな施策なのだが、政治的にやめられるであろうか。

2020年3月9日月曜日

中国の未成年者の新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染率の低さは、学校が感染防止に役立つことを意味しない

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社会学者の山口一男氏が、中国のデータを参照して「年齢20歳未満の人々は被感染率においても、感染者の死亡率においても最も低い」から、「学校はその学校に感染者が出ていない限り、未感染者である児童・生徒を半ば隔離している状態で・・・小・中学校での教育は感染について比較的安全な場所で児童・生徒を保護することを意味する」と主張している*1のだが、2020年の春節連休(1月24日~1月30日)*2の後、中国の学校がずっと閉鎖状態であることを忘れている。

誰が感染者であるかを把握できる前提の感染症予防策は、コロナウイルスには機能しない

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社会学者の山口一男氏が、誰が感染者であるかをできるだけ正確に把握することで感染者を隔離し感染の伝播を防ぐために、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)検査はできる限り広く、少しでも感染の疑いのあるすべての人に行うべきと主張している*1のだが、誰が感染者であるかを把握できる前提の感染症予防策は機能しないことを指摘したい。

ノロ・ロタ・インフルエンザ「新型コロナ・ウイルス(SARS-CoV-2)のせいで、商売あがったりですよ」

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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策で、感染症予防が徹底されてきたためか、ノロ・ウイルスやロタ・ウイルスを原因とする胃腸炎や、インフルエンザの発生件数が激減している。インフルエンザについては1月末ぐらいからぼちぼちと医療関係者がSNSで指摘していたのだが、国立感染症研究所の速報*1を見る限り、インフルエンザのみならず、ノロやロタなども巻き添えを受けているようだ。

2020年3月4日水曜日

なぜ女は昇進を拒むのか — 進化心理学が解く性差のパラドクス

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所得などに関するジェンダーギャップに関して、ネット界隈のジェンダー社会学者の主張に困惑することは多い。彼らは、男女で能力や選好に違いがない事を前提に、ジェンダーギャップの原因のすべてを男女差別が起因だと主張しだしたり、男女の選好の違いは、メディアや教育などによってつくられた性別認識、つまり社会構築物に過ぎないから変えられると主張する。しかし、雇用機会均等法が導入・拡充されて久しく女子教育の高度化も長い間されてきたが、男女の振る舞いには依然として大きな違いがある。これは日本だけではなく、北欧も含む欧米でも変わらない。

2020年3月3日火曜日

グラビアに載ることで性的モノ化されたと言う石川優実さんの体験談を、青識亜論さんが読み落としている件

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プロレスだったはずなのに*1、なぜか相互に人身攻撃をしている気がするネット論客の青識亜論氏と元グラビアアイドル/現ライターの石川優実氏の言い争いなのだが、青識亜論氏が「おおもとの発端はこれでした」と、石川優実氏のブログのエントリーを批判している昨年の自身のブログのエントリーを参照していたので拝読してみた。石川氏の作文も不明瞭でよくないのだが、青識亜論氏は石川氏のエントリーにある重要な情報を読み飛ばすことで、石川氏の主張にある論理の飛躍を大きくしてしまっている。

2020年3月2日月曜日

色々と思い違いをしているだけで、ツイフェミもフェミニストには変わらない

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ネット論客の青識亜論氏が、藁人形論法感のある事例*1を挙げつつツイフェミは女性の選択肢を広げるための「本来のフェミニズム」から外れる偽者だと主張しだした*2

従来の青識亜論氏の議論*3からするとだいぶ前進に感じるのだが*4、青識亜論氏の定義は自然なものとは言えないし、考えようによってはネット界隈の風紀委員型フェミニストも「女性の可能性」を追求していると言え、青識亜論氏の定義でも表現規制派もフェミニストと言える。

2020年2月28日金曜日

安倍総理はなぜ全国の小中高の臨時休校を要請したのか?

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3月2日から全国すべての小学校・中学校、それに高校などについて、春休みに入るまで臨時休校とするよう要請し*1、全国の教育関係者と保護者から悲鳴があがっている。安倍総理のリーダーシップが見えないという批判が出るぐらいは、厚生労働省の官僚が主導して新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策を行ってきた*2わけだが、ここに来て政治主導、トップダウンでの決断が行われた。

2020年2月26日水曜日

気軽に新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染検査をしない方がよい理由

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感染経路不明の国内発症者が出てウイルス対策の第3フェーズ「国内に感染者が歩いているから、国民の皆さんは予防を心がけて生活し、同時に病院に駆け込まないようにしてね!」に入った新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)騒動なのだが*1、メディアの報道が情報過多でパニックになってしまったのか、SARS-CoV-2感染検査を手軽にできるようにすべきと主張する人々を見かけるようになった。費用対効果に見合わないと言うか、現状、検査する弊害の方が大きいから。

ネット論客の青識亜論氏の反転可能性テストが、よく考えると成立していない件

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ネット論客の青識亜論氏が、元グラビアアイドル/現ライターの石川優実氏の発言を捏造したように見える氏のツイートが名誉毀損になりかねない*1と、弁護士勢から怒られ*2、反転可能性テストであると弁解していたのだが、反転可能性テストにもなっていないことを指摘したい。青識亜論氏は既に謝罪し問題のツイートを削除していて、反転可能性テストになっていないという批判も目に留めてくれているようなのだが、石川氏のアンチでこの問題を気にしていない人々が多い気がしたので。

2020年2月25日火曜日

ネット界隈の風紀委員型リベラリズムは異端とは言えない

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文筆家になっていた御田寺圭氏の『「不快なポスターを許せない」保守化するリベラルの末路』と言うエッセイを読んでいて気になったのだが、リベラルが信奉しているのがリベラリズム、リベラリズムとは古典的自由主義と言う前提で話がされていてよろしくない。

ツイフェミが「保守的な風紀委員」になっていると言うのには異論はないし、表現物に関するツイフェミの議論が公正さを欠くと言うのには同意するのだが、かなり昔にリベラルの主義主張は古典的自由主義ではなくなっている。

2020年2月21日金曜日

統計物理学者の社会現象の捉え方がちょっと分かる『統計分布を知れば世界が分かる』

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物理学徒の社会現象の捉え方には、独特な傾向があるように感じる。彼ら、ベキ分布*1が大好きなのだが、その情熱がいまいち分からない。パラメーターによっては平均も分散も無い分布になるので取り扱いが難しくなりうる分布なのは確かだが*2、重回帰分析をかけることを考えると説明変数と被説明変数のの分布はそう重要では無いからだ。(どこまで一般化できるかは謎だが)物理学徒は、分布に対するコダワリが強い。

ジェンダー社会学者にもトランスジェンダー女性とは何か理解してもらいたい

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・・・と言いたくなるような問題が、『現代思想 3月臨時増刊号』に掲載された武蔵大学の千田有紀氏の論考にあり、トランスジェンダー女性のゆな氏が批判を加えている*1。トランスジェンダー女性の定義と言うか認識が誤っているそうだ。引用されている箇所を読む限り、確かにおかしい。

2020年2月20日木曜日

準備しておくべきだった日常生活でつかう施設に感染(可能性のある)者を2週間閉じ込める方法

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感染経路不明の国内発症者が出てウイルス対策の第3フェーズに入った新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)*1騒動なのだが、ダイヤモンド・プリンセス号の扱いなどで政府対応に疑問をもたれている。神戸大学教授の岩田健太郎医師が、強引に同船に潜入した上で船内の防護体制の不備を告発しだす*2など政府対応に非難が増しているのだが、現在進行形で進む対応自体よりは、事前の計画が不十分であった事の方が問題だ。

2020年2月18日火曜日

ジェンダー社会学者の映画館のレディース・デイ擁護論について

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ジェンダー社会学者の澁谷知美氏が、映画館のレディース・デイが男女差別ではないかと言う主張に対し、女性の方が知人への口コミ発信率が高く需要喚起効果が高いと擁護している。バイラル広告料としてディスカウントしている説。発想としては分かるが、ちょっと根拠となる数字が弱い。

2020年2月17日月曜日

歴史の教訓話に悪用しがいがある『オスマン帝国—繁栄と衰亡の600年史』

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古代からの文明の中心地にあるのに、なぜか世界史だと辺境観がある中東。中東問題が起きる度に、あの辺よくわからんなーと思っているのは私だけではないはず。以前、『イスラームから見た「世界史」』でちょっとはキャッチアップしたのだが、トルコ周辺は国名がはっきりしないし、最高権力者の肩書きも分からないぐらいなので、『オスマン帝国—繁栄と衰亡の600年史』を拝読してみた。

ジェンダー社会学者「食料品の買い物をするのはお母さん」

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ジェンダー社会学者の牟田和恵氏が、JAなんすんの西浦みかんと「ラブライブ!サンシャイン!!」のコラボ企画に関して「ミカンのアピールになぜあの絵なのかフシギ・・・なんでミカンで?家族向け、食料品の買い物するお母さん向けに考えないのはなぜ?オタクがミカン箱買いするとでも?」とつぶやき、各方面から批判されている。

2020年2月14日金曜日

ラブライブ!高海千歌のJAなんすんの西浦みかん大使のポスターのスカート描写について

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ラブライブ!のキャラクター高海千歌が、静岡県沼津市のJAなんすんの西浦みかん大使に起用され、コラボレーションのポスターがつくられたのだが、スカートに下着の線があって透けているように見えると批判されていた。これを表現の一種だと擁護している人がいるのだが、さすがに作画ミスではないであろうか。

青識亜論さん、労働契約では労働者保護の必要性はなくなりませんよ

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ネット論客の青識亜論氏と、流行に一年遅れてパンプス着用義務反対運動についてうだうだと話をしていたときにちょっと気になった氏の論法についてまとめておきたい。御本人にはリプライで指摘したのだけれども、いまいち理解してもらえなかったようだし、これから青識亜論氏と言い争う人が詭弁に引っかからないようにするのに役立つと思うので。

2020年2月13日木曜日

はあちゅうさんにも、二重盲検のランダム化比較実験と治験について学んで欲しい

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以前、血液クレンジング(血液オゾン療法)を受けたと公にして炎上した人気ブロガーのはあちゅう氏*1が、凝りもせずに血液クレンジングが予防医療の観点では部分的効果が認められていると断言する医師がいたと言い出し、また炎上している。代替医療は医師免許を持つ者が勧めていても効果がないものが大半で、さらに安全性に問題のあるものがあると言う感覚が無いようだ*2。効果・効能の測り方を学んで、血液クレンジングについて再考してもらいたい。

2020年2月10日月曜日

ジェンダー社会学者の皆さん、ミソジニーを家父長制から定義しようとすると、意味不明になるからね!

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ジェンダー社会学者の江原由美子氏が、ケイト・マン氏の家父長制秩序を支える機能をもつ人を支配するためのシステムの一形態としてミソジニーと言う概念を理解しようとする議論を紹介するエッセイ*1が話題になっているのだが、家父長制への理解が怪しい意味不明な議論になっている。フェミニストが振り回しているからと言ってミソジニーと言う単語に独自定義を与える必要はないわけで、話が混乱するだけの有害無益な議論だから止めて欲しい。

2020年2月9日日曜日

Coinhive事件の有罪判決は法令条文から十分予想できたから

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Coinhiveと呼ばれるスクリプトをウェブページに仕掛けて、閲覧者が気づかないように閲覧者の端末で仮想通貨ビットコインのマイニングを行なわせた一審無罪の事件に関して、控訴審で有罪が出たことにエンジニア寄りの人々から批判の声が上がっている*1

ウェブページ作成者に収益をもたらす一方で閲覧者に利益は無いと言う意味で、広告と同様で犯罪性が無いというそれらの論調にはある程度の道理があるのだが、無断マイニングと広告の相違点は確かにあり、東京高裁はその違いを検討した上で不法としている。判決自体は、恐らく不当ではない。

代表的なツイフェミの皆さんの東大教授の女子院生へのセクハラ/パワハラ事件への反応が・・・

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東京大学で2年以上にわたり、指導する大学院学生に、意に反する身体接触も含む方法で、恋愛感情を示し続け、当該学生が教授との交際を望んでいないことを十分に認識しながら、なお執拗に交際を申し込んだ上に、交際を拒まれるたびに研究の予定を変更したり、不機嫌になったりするなど指導する学生を翻弄し、研究が続けられなくなるほど精神的に追い詰めた50代男性の大学院教授が停職4カ月の懲戒処分を受けたことが広く報道されている*1のだが、SNSでの大反響に関わらず、ネット界隈の代表的なフェミニストの皆さんが現時点まで無反応である*2

2020年2月7日金曜日

英国で婦人参政権を求めた2種類のフェミニスト、サフラジストとサフラジェットの違いって何だろう?

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昔のフェミニストは平和的に権利獲得のために努力していたと言う趣旨のツイートに、文学者の北村紗衣氏が20世紀初めのフェミニストで女性参政権を求めて活動していたサフラジェット(suffragette)はテロ行為やハンストをしていたとリプライし、そのリプライに高橋しょうご氏が、過激派のサフラジェットは一部で穏健派のサフラジスト(suffragist)が大半だったというリプライをしたやり取りに関して、サフラジストとサフラジェットに違いがあるのか疑問に思われていたので、検索してみた。

2020年2月5日水曜日

元検事の弁護士に詰問されているツイフェミも、腹を括れば筋は通るが

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態度を曖昧にする。迷いがあるのが、興味深い。

ツイッターランドでフェミニストを称しているクラスターの有名アカウントのシュナムル氏が元検事の弁護士の矢部善朗氏に、なぜ「宇崎ちゃんは遊びたい」×献血コラボキャンペーンの第1弾のポスターの絵がいけなくて、第2弾のクリアファイルの絵(というかマンガ)がいけないのか詰問されている。

2020年2月2日日曜日

「宇崎ちゃんは遊びたい」×献血コラボキャンペーンのクリアファイルの絵の新旧比較

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「宇崎ちゃんは遊びたい」×献血コラボキャンペーンの第2弾が実施され、今度は表裏2面の書き下ろし漫画のクリアファイルが献血者に配られることになった。作者がツイートで、表面を写真にとって公開し、それを見たフェミニストを気取ったネット界隈の二次元スラットシェイミング勢が、「問題点が改善され、宣伝としてもよいものになっている」「今回はちゃんと改善されてて、やっぱり声を挙げていくことが大事で、それによって抑圧を減らして行ける」と喜んでいるのだが、新旧の絵をよく比較していないようだ。

アンチ・フェミニスト青識亜論の“インセル”批判の問題点

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アンチ・フェミニストのネット論客である青識亜論氏が、「インセル批判論序説」と言うエントリーを書いているのだが、色々と問題がある作文になっているので指摘しておきたい。

インセル(incel)とは、近年、メディアで取り上げられる事が増えてきた単語で、あからさまな性差別意識やどう猛な態度で女性に敬遠されているのに、自分の容姿が優れないために性生活が充足されないと考えている、女性を性欲を満たすためのモノとして見なす他責性の強い人格破綻者たちのことを指している*1

2020年2月1日土曜日

何か対策をしたフリをするためのガソリン販売の規制強化

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2019年7月18日の京都アニメーション放火殺人事件を受けて、ガソリン販売の規制が強化された。携行缶などに入れて売る際に購入者の身元や使用目的を確認し、記録を保存することを事業者に義務付ける一方、車への給油は対象外(ロイター)。手間隙が増える割には、実効性が低い。

2020年1月30日木曜日

ツイート不正引用騒動に関して、#KuToo 運動の立役者・石川優実さんが心得るべきことと、本当にすべきこと

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フェミニストの石川優実氏が著作『#KuToo(クートゥー): 靴から考える本気のフェミニズム』に引用もしくは転載したツイートに関して、数多くのツイート主などから批判を受けることになり*1精神的に参って死にたくなったと泣き言を言い出した。メンヘラ状態なのは同情するが、石川氏は2つ心得違いをしており、すべき事ができていないように思える。