2013年4月18日木曜日

前頭葉を刺激してコカイン中毒を治す

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NIHUCSFの研究者が、レーザー光線で前頭前皮質の前辺縁の領域を刺激し、コカンン中毒のネズミを治す実験が行われていると報じられている(POPSCI, ScienceDaily)。何を言っているのか理解するのに苦しんだのだが、写真のような状態になっているらしい。

研究チームは、8週間、自由にコカインを摂取できるようにした。次に、コカイン摂取時にショックが走るようにして、ショックを無視する麻薬中毒と、そうでないネズミを識別できるようにした。麻薬中毒の原因は前頭葉にある事は以前の研究で分かっていたが、麻薬中毒ネズミは、そうでないネズミやコカイン未接種のネズミと比較して、前辺縁皮質の神経の反応が鈍かった。レーザー光線で麻薬中毒ネズミの脳を刺激したところ、コカイン摂取を自制するようになった。

この実験では、遺伝子改造でレーザー光線に反応するたんぱく質(rhodopsin)を脳に分泌するネズミ(optogenetics)が用いられている。人間に応用する場合は、経頭蓋磁気刺激法を使う事になるようだ。副作用が怖いのだが、麻薬中毒患者には朗報であろう。

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