2011年7月29日金曜日

北米市場ではAndroidとAppleとiPhone 4がNo.1

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スマートフォン市場の加入者シェアでは、Android OSを搭載する端末のシェアが39%と首位で、iOSを搭載するiPhoneのシェアが28%と続いている。Android OSはHTC 14%、Motorola 11%、Samsung 8%、その他8%と販売メーカーが多数になるため、Appleが端末メーカーとしては首位になる(Nielsen Wire)。

iPhoneの内訳(3GSと4の比率)が気になる所だが、2011年4月ではiPhoneユーザーの63%がiPhone 4であったそうだ(iPhone Dev SDK)。稼働しているスマートフォン端末で最も多いのがiPhone 4であるのも間違い無いであろう。

Appple iOSがAndroid OSに置いていかれつつあると見るか、AppleがRIMから首位を奪取したと見るべきかは分からないが、前者に注目する人が多いようだ。Verizon WirelessがiPhoneの提供を初めたらiOSが盛り返すとの観測もあったようだが、今の所はそういう傾向は無い(関連記事:あるフィンランド人の希望的観測に、狂喜するブログと混乱するニュースサイト)。消費者には価格を含めた多様性が重要で、Appleにはそれが提供できなかったと言う話でまとまるのだと思う(関連記事:iPhoneとAndroidのちょっとした大きな違い)。

日本では4月28日のiPhone 4のホワイトモデル発売以降、5月終わりまでiPhoneが売上ランキングの首位を抑えていた(ITmedia モバイル:携帯販売ランキング一覧)。カラーバリエーションが僅か1色増えるだけで1ヶ月間の売上増を達成したところを見ると、iPhoneに欠けているのはバリエーションなのは間違いない。iPhone 5でバリエーションが増えると言う噂もあるが、秋以降からシェアを挽回できる見込みは薄いように感じる。

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