2010年12月30日木曜日

紙幣の偽造防止に電子回路を使う

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現代の紙幣には、最大50もの透かしや立体マークなどの偽造防止手段が講じられている。これに、電子回路が加わりそうだと、POPSCINew Scientistが報じている。

日本とドイツの研究者のチームが、紙幣の上に直接、金・アルミ酸化物・有機物による回路を印刷し、250nmと薄いTFT回路を作る事に成功した。この回路は3Vの電圧を加えることで無線を飛ばすことができ、研究チームは単純な演算が可能になる100トランジスタのTFT回路を紙幣の上に構築することができたそうだ。RFIDの一種に分類してもいいかも知れない。

まだ直接、情報処理技術としての偽造防止が可能になったわけではなく、化学的・温度的なダメージにも弱いようだが、将来的には紙幣が認証システムを備える事もあるかも知れない。論理的に完璧な偽造防止が無理だとしても、特殊な印刷になるので偽造難易度はあがるはずだ。

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