2025年2月24日月曜日

東洋水産株式会社(マルちゃん)が投稿したアニメは、カップ麺(赤いきつね)を食べている間にソファーが消える

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炎上防止コンサルタントの非難で表情や仕草や生成AIの利用が議論が広まった東洋水産株式会社(マルちゃん)が投稿したアニメ動画なのだが、注目すべき点が無視されていたのが残念であった。女性キャラクターがカップ麺(赤いきつね)を食べている間にソファーが消えている。

度無しメガネのフレームの描写が奇妙だし、メガネの影が奇妙だ。影によって光源が異なるし、光源に対応する影がなかったりもする。また、テーブルの上にあるはずのメガネが消えているシーンがある。座椅子の描写が奇妙に見えるとか、テーブルの奥側の脚が消えていると言う指摘もあった。なお、部屋の四隅の1つに扉が2つあり、そのうち1つがベランダ側にある間取りだ。

作成会社によると画像生成AIは使っていないそうなのだが、背景の設定もなかったりしないであろうか。

なお、法的、道義的に、大きな問題はない。女性キャラクターはモノなので、性的モノ化にはならない。また、セクシー化されているとも言えない。カップ麺のセクシーな食べ方など聞いたことはない。バナナは裁判で認定されたことがあるが。仮に制作会社が嘘をついていて、本当は生成AIを何らかの形で使っていたとしても(e.g. 生成AIのアウトプットを模倣した)、著作権は意匠権や肖像権の侵害にはなっていないようなので、法的な不法行為にはならない。デキが微妙なのは残念だが、不徳とは言えないであろう。

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