2011年4月14日木曜日

退役後のスペースシャトルはモテモテ

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1981年4月12日の軌道への初打ち上げ後から30年後、2011年2月24日の打ち上げのミッションでNASAの全てのタスクを終了したスペースシャトルだが、退役後も引き手数多で昨年から多くの博物館が争奪戦を繰り広げていた(DVICE)。

最終的に、ディスカバリー号はワシントンDCのスミソニアン博物館、アトランティス号は、フロリダのケネディ・スペース・センター、エンデバー号はロサンゼルスのカリフォルニア宇宙科学センターに行くことが決まっている。ニューヨークのインターピッド海洋航空宇宙博物館(Intrepid Sea, Air & Space Museum)は、プロトタイプのエンタープライズ号を入手する予定だ。

NASAはスペースシャトルを売却していないものの、移動と洗浄、展示施設の建設に2,880万ドル(約24億円)が必要で、維持にも費用がかかり、引き取る博物館側の負担になる。ただし、博物館は来訪者増を期待しており、採算はあうと考えているようだ。インターピッド海洋航空宇宙博物館は、年に30万人以上を期待している。

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