アメリカ大統領選挙だが、9月11日のハリス×トランプの討論会の後、9月に3回の討論会を提案し、9月に1回、10月に1回の開催で合意していたトランプ前大統領だが、9月10日の討論会での結果を受けて、もうディベートはしないと言い出した*1。賭けサイトでもハリス副大統領のオッズが上がっており、討論会の勝者がハリス副大統領なのは間違いない。
前回の大統領選の副大統領候補同士のディベートではハリス劣勢とはされておらず、意外ではない結果だ。移民政策に関するインタビューを上手く裁けず弁舌に疑いを持たれたようだが*2、地方検事だった経歴がある。相手を責めることには慣れている。カラマ・ハリスはディベートに弱いと言っていた政治を語る系の動画配信者がいたようなのだが、SNSでの悪口を請け売りしているだけでハリス氏の過去履歴を確認していなかった。
計量政治学者は経験的に討論会の勝敗は選挙の結果を左右しないと言っており、ハリス副大統領が当選するかは分からないが、アメリカ政治を語る動画配信者はかなりいい加減なようなので、視聴している人々は的中率をメモしていこう。ロシアは絶対にウクライナに侵攻しないと力説していた人だったりするのではないかと思うが、どうであろうか。
*1トランプ氏、第3回討論拒否 ハリス氏「有権者への義務」―米大統領選:時事ドットコム
*22021年のNBCのインタビューで国境に視察に行ったことがないことを認めさせれ、担当している問題に無関心なのではないかと思われたようだ(ハリス米副大統領にメキシコ国境訪問を求める声 移民対策に身内からも批判 - BBCニュース)。
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