2013年8月8日木曜日

従軍慰安婦問題:日韓メディアの報道の違い

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第二次世界大戦中のビルマの慰安所で働いていた朝鮮人男性従業員の日記を発見したソウル大学名誉教授の安秉直氏のコメントが、朝鮮日報と毎日新聞で取り上げ方が全く違っていて興味深い。

こうして同じ問題で、同じ情報から、日韓の見解の相違が深まっていくのであろう。

安名誉教授は、韓国で一般的な「軍や警察による強制連行があった」という意見に対しては、「朝鮮では募集を業者が行い、軍が強制連行する必要は基本的になかったはずだ」との見方を示した。(毎日jp
安秉直名誉教授は「従軍慰安婦は、徴用・徴兵・勤労挺身(ていしん)隊と同じく、戦争の本格化により日本が戦時動員体制の一つとして国家的レベルで強行したこと。しかも慰安婦は、募集時に自分たちがやることをきちんと説明されず、人身売買に近い手法が利用されたという点で『広義の強制動員』と見ても差し支えない」と語った。(朝鮮日報

なお印象は随分と違うのだが、発言としては矛盾が無い。日本軍が間接的にしろ関与していたこと、業者が募集で慰安婦を集めていたこと、募集時に十分な説明が行われなかったことを説明したのであろう。

ところで朝鮮人が人身売買に従事していたことになるのだが、そこは報道されているのであろうか。慰安婦の親が朝鮮人の業者に娘を売り飛ばしていたことになると思うのだが。

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