2010年11月14日日曜日

米海軍が海水アンテナを開発中

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遠洋を航海する船では敷地は貴重な資源だが、通信手段も重要だ。しかし、アンテナ、特に遠距離通信の長波アンテナは大きく場所をとる。米海軍の艦艇は用途にあわせて約80ものアンテナを搭載しているが、アンテナは金属で出来ているため、場所を取るだけではなく、相互に干渉したり、レーダーに映る可能性を増したりする。また、全てのアンテナを常時立てておく必要は無い(POPSCI)。

そこでSSC Pacific(SPAWAR Systems Center Pacific)は、すぐに展開し、すぐに格納できる一時アンテナを開発することになり、海洋で最も豊富な資源である海水が使われる事になった。海水には塩化ナトリウムが含まれるため電導性があり、アンテナとして利用することができる。電磁気リングとウォーター・ポンプでできたアンテナは、吹き上げる海水の高さによって送受信する周波数を変えられるのが特徴だ。24mの高さにすると2~400MHzの電波を、もっと低くするとHFやVHF帯の電波を送受信できる。この特性により、海軍では80のアンテナを10まで減らすことができると考えている。

上は海水アンテナを実際に使っている動画だが、通信ができているように見える。海水アンテナはコンパクトなので、民生用途でも非常時の救難信号用途などで応用が期待されているそうだ。

ところで塩水でいいなら体内の血液でも通信ができそうだ。ちょっと容量が足りないかも知れないが、近距離なら送受信が可能かも。海水アンテナが一般的になったら、誰か試したりするのかも知れない。え、デムパを発する人は社内に十分いるから、血液アンテナは不要ですか。

1 コメント:

Norikaki さんのコメント...

ラジオのアンテナ握るとノイズが減るのも
まさかこれと同じ原理じゃないですよね…?

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