小学校によっては桁上げのある足し算で、さくらんぼ計算なる小技を教えているらしい。7 + 5 = (2 + 5) + 5 = 2 + (5 + 5) = 2 + 10 = 12と言うような、回りくどい方法。
一桁同士の足し算45パターン全ての暗記をせずとも、合計して10以下になる足し算のパターン24を覚えれば桁上げ演算を行なうことができる省メモリ手法*1ではあるが、足し算に習熟した学童には回り道でしかないし、学童によっては余計に混乱するそうなので*2教えない方が良い。
インターネット上で話題になっている事件を、理論とデータをもとに社会科学的に分析。
ネット界隈で貨幣の起源に関する話がたまに流れているのを見かけるのだが、追いかけるとだいたい胡散臭い。先日も『貨幣が語るローマ帝国史』に、古代ギリシャや古代ローマではインフレを防ぐために硬貨に意匠を掘ったような事が書いてあると言うツイートを見かけて確認してみたのだが、そんな事は書いていなかった。
Twitterの凍結から復活を遂げたデザイナーの森次慶子氏が『欧米では「男性キャラクターは多様な体型で描かれ、女性キャラクターは常にセクシーな体型で描かれるのはおかしい。」という問題提起があり、ゲーム業界もその意見をとり入れる流れ』と主張していた。
不細工だったり、太っていたり、年老いていたりする女性キャラクターは確かに少ない。参照されていた動画では、この傾向が若く美形ではない女性が社会に不要に思わせ若者に悪影響だと主張しているので、広義する人々に確かにいるのであろう。しかし、そういう流れがあるかは、今後のタイトルを注視しないと結論は出ない。
ここ一ヶ月間ぐらいジェンダー論を学んで来た人々が、科学に関するインタビュー記事の先生役と聞き手の性別や設定で、それを読んだ女子生徒の進路が定まるような話を展開しており、その雑な議論がネット界隈から非難を受けている。影響があるかないか分からない創作物の配役を気にするよりも、理工系の学問の楽しさや魅力などを伝える方がよほど効果がありそうなのだが、そういう発想には至らないようだ。
強制性の無い官募集と官斡旋、徴兵と同じく強制の徴用を全部まとめて「徴用」としてしまう語義曖昧論法*1で、新日鉄住金の戦時中の朝鮮人の使用は、徴用でも強制連行でも無い気がするのだが、最高裁にあたる韓国大法院は新日鉄住金に“元徴用工”への損害賠償を命じて、事前の予定通りではあるが、日韓の軋轢がさらに高まっている。
フェミニストの小松原織香氏(font-da氏)が江口某氏の「EUの女性に対する暴力の調査はすすんでるなー」への返信「[性]性暴力・DV被害の実態調査の記事の追記」を返しているのを傍目で見ていて、気になる点が幾つかあったので指摘しておきたい。統計学に関する初歩的な誤りが2つあり、小松原氏が社会調査を拒絶するために援用している仮説に脆弱さがある。
大阪大学の辻大介氏へのインタビュー記事が朝日新聞に掲載されていて*1、ネトウヨの皆様がどういう存在なのか論じているのだが、そこの操作的定義に注意すべきことが幾つかあるので指摘しておきたい。厳しい判定基準のためにネトウヨを自認する人すら漏れる可能性があるし、65歳以上を調べていないため高齢者の動向は追いきれていない。