2020年3月30日月曜日

日本航空(JAL)が女性の客室乗務員と地上職員のパンプス着用義務をなくした件の報道で

このエントリーをはてなブックマークに追加
Clip to Evernote
Pocket

身をかがめたときに下着を盗撮される問題*1などへの対処になる、パンツスタイルの制服を昨年採用した日本航空(JAL)が*2、女性の客室乗務員と地上職員のパンプス着用義務をなくした*3。労使交渉の結果なのか、経営者が気を払ったのか、服務規定をつくっている部署が時代を捉えたのかは分からないが、一年と少し前からの騒動が影響した可能性は高い。

安全でなるべく計画通りに乗客を旅客機で移動させるという航空会社の提供サービスの性質から考えると*4、労組が経営に申し入れをすれば積極的に改善されそうな事項であり*5、今まで動きづらい制服が採用されていたことが謎なぐらいなのだが*6、女性は交渉が苦手と言う心理学の知見からすると*7、素朴だが意外に改善が難しいことだったのかも知れない。役員や労組の偉い男性が女性の悩み事に自然に気づくのは中々期待できないし。

ほら、女性記者はヒール着用規定を廃止と書いてくるわけだが、男性の革靴のヒールは実は3cmぐらいあり、男性がヒールの3~4cmと言う規定に問題があると想像しづらいことに配慮できていない。甲がでている靴であるパンプスが問題であることをもっと強調すべきだ。男女ともに異性のことは良く分からないことが分かる。

*1盗撮、セクハラ…スカート制服に悩む女性たち。JR東日本はスカートを廃止 | Business Insider Japan

*2JAL、女性の客室乗務員の制服に“パンツスタイル”を初めて採用。「選択肢を広げる意図」と広報 | ハフポスト

*3日本航空がヒール着用規定を「廃止」へ #KuTooが始まって1年余、思い届く

*4そういう制服が好きな顧客や従業員の選択の自由が・・・と言い出す人もいるのだが、ホットパンツの客室乗務員のフーターズ・エアは早々に潰れた。就職時に服装規定にまで配慮すれば選択の自由なので無問題と言うような、労使の交渉力の違いなどを無視した議論もあった(関連記事:青識亜論さん、労働契約では労働者保護の必要性はなくなりませんよ)。

*5関連記事:就業時のパンプス義務は重要な労働問題だけれども

*6全日空(ANA)が追随するか注目される。

*7関連記事:なぜ女は昇進を拒むのか ? 進化心理学が解く性差のパラドクス

0 コメント:

コメントを投稿