2013年8月25日日曜日

ガッチャマンで応用されるゲーム理論

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実写版『ガッチャマン』は賛否分かれているようだ*1が、アニメ版のガッチャマンもよく考えると突っ込み所が多い作品で、プロットを大幅に替えても仕方が無い。また、正義の味方の科学忍者隊は敵を倒すためなら放射能汚染も省みず、世界を守るためなら同士の死も躊躇しない事がよしとされる*2ので、今のアニメなら敵役になりそうな設定にもなっていた。

さて、科学忍者隊にコンドルのジョーと言うキャラクターがいる。何話か忘れたが敵役のベルク・カッツェを追い詰めたところ、ベルク・カッツェに施設ごと自爆されたく無ければ降伏しろと脅される。

ジョーは即断してベルク・カッツェを殴るわけだが、展開型ゲームで描くと以下のようになる。

ベルク・カッツェは死亡より敗北を選好するので、ベルク・カッツェの手番では逃走がナッシュ均衡になる。ジョーの手番では、それを見越して攻撃することが部分ゲーム完全均衡になるわけだ。

ジョーはこのベルク・カッツェの選好を見透かした発言をしており、合理的な選択を行った事は間違いない。ベルク・カッツェはメカニズム・デザインを勉強して、恐喝スキームをよく研究しておくべきだった。ジョーは普段から「ギャラクターと刺し違えるなら俺は本望」と言っているので、(死亡, 死亡)の利得でも良いのかも知れないが。

何はともあれ、コンドルのジョーは同僚には持ちたくないです(´・ω・`)

*1映画ガッチャマンを本当に鑑賞した人達の感想まとめ

*2第39、40話「人喰い花ジゴキラー」を参照。

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