2013年2月28日木曜日

岩田教授のインフレ予測に関して

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次の日銀副総裁と目されている岩田規久男・学習院大教授の「2014年の中ごろまでには2%のインフレターゲットを達成できるだろう」と言う予測に、やまもといちろう氏が注目している。掲載メディアに買い相場を作る意図があると指摘したいのか、予言を外れたときに揶揄するための準備なのかは分からないが、記録をとっても面白く無いかも知れない。インタビューでは消費税率引き上げの事は言及されていないからだ。

2014年4月から消費税率が8%に引き上げになる。所得効果を無視すれば2.8%程度の物価引き上げになるわけで、1997年の消費税率引き上げ直後は1.76%の物価上昇になっている([世] 日本のインフレ率の推移)。資本市場も消費税率引き上げを織り込んだ債券価格になっているようだし(関連記事:2012年初頭から期待インフレ率が上昇し始めた理由)、今年の1月からは、それ以上のインフレ率も期待されているように思える(Bloomberg)。

なお5年間で消費税が5%から10%に上がるとしたときの影響は、+0.9347になる。

追記(2013/02/28 22:20):id:himaginary氏がコメントで日銀の白川総裁が達成されるインフレ率から消費税の影響を除外すると言及していた事を指摘してくれているのだが、岩田規久男氏がそれを踏襲しているかは分からない。来年、思ったよりもインフレ率が上がらなくても消費税率引き上げ分だけ上がっていたら、予測が当たったと言い張ることは可能であろう。

2 コメント:

POM_DE_POM さんのコメント...

「予測」に反応してるんじゃなくて、やまもと氏がウォッチしてる炎上物件に脇の甘い人達が大挙して押し掛けて来たから、面白がってるだけに見えますが。

uncorrelated さんのコメント...

>>POM_DE_POM さん
そんな気はしますね。

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