2010年11月17日水曜日

ドコモマーケットは、NTTドコモのプラットフォームへの理解をアピール

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iアプリを登録・販売できるドコモマーケットが2010年11月8日に発表され、12月6日から開始されることになった。Androidアプリを紹介するドコモマーケットは4月1日から既にあるが、それとは全く別のサービスだ。アプリストア、BOOKストア、MUSICストアの3サービスで構成され、特にアプリストアは個人・零細事業者がコンテンツを販売するための支援サービスとなっている。

今のところは、期待に応えるサービスのように思える。ドコモマーケット(iモード)サービスガイドラインから分かる特徴としては、次のようになっている。

  1. アプリ登録者は、中学生以上で20歳未満は親の同意書が必要。
  2. 登録するアプリは、最長で2週間かけて審査される。iPhoneアプリと同程度で、数ヶ月と言われるauのBREWアプリよりはかなり迅速。
  3. ケータイ払いでシステム利用料金を年額2,500円を支払う必要がある。つまり、NTT DoCoMoのケータイの加入者である必要がある。AppStore(iPhone)のDeveloper登録が年額99ドルなので、相対的に廉価。
  4. 決済方法は充実している。課金方法は、ダウンロード時とアプリ内(アイテム利用時など)で、個別課金(10円~5,250円)と月額課金(10円~525円)が可能。
  5. 課金手数料は、20%である。AndroidマーケットやiPhoneのAppStoreは30%なので、相対的に廉価。
  6. iアプリDX相当でAPIの制限は、従来の勝手アプリよりは緩和される。一部のAPIやhttp通信先は許可制で制限はされている。アプリ登録後の許可範囲の変更不可。
  7. 課金方法によっては、アプリ内から解約ページへ誘導する方法を持つ必要がある。

技術的に、twitterクライアント、ニュースサイト・掲示板等の専用ブラウザーの作成が容易になる。3D機能(OpenGL ES)や音声入力機能の利用も緩和され、さらに新しい機種(Starプロファイル)ならば、GPSによる位置情報や、カメラからの画像の操作もできるようだ。iアプリの作成ノウハウを持っている開発者は多いので、様々なアプリケーションが出てくる可能性がある。

個人開発者から見ると、ずいぶんと改善された。auの施策よりは、かなりアプリケーション・プラットフォームへの理解がある。ただし問題も残されていて、iAdのようなアプリ内広告は用意されていない事、iアプリ開発キットが古い開発環境を要求している点などは改善を要望したい。実際には新しい開発環境でも動くのだから、公称サポート範囲を広げても問題は無いはずだ。

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