以前のオバマとクリントン政権のスタッフが創ったCenter for American Progressと言う団体の調査では、米国の高校ではノートPCやタブレット端末を生徒に買い与えているのだが、その教育効果を確認する事はなく、さらには使うのを止めて従来型の教育に戻っているそうだ(POPSCI)。また、低所得者が通う学校では、数学ドリル程度の事にしか使われていなかったらしい。
記事では遠隔地で教育を受ける事や、生徒の学習速度にあわせる事のできるアプリケーションや、プレゼンテーションの練習などに使えばいいような事も言われているのだが、そもそもデジタル機器が学習に向かない可能性については考慮されていないのが気になる所だ。また、素晴らしいアプリケーションが学習効果を高めるとしても費用対効果があるだろうし、個別の学校で創意工夫するのは難しそうではある。
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