ラブライブ!のキャラクター高海千歌が、静岡県沼津市のJAなんすんの西浦みかん大使に起用され、コラボレーションのポスターがつくられたのだが、スカートに下着の線があって透けているように見えると批判されていた。これを表現の一種だと擁護している人がいるのだが、さすがに作画ミスではないであろうか。
検索して見つけた幾つかの制服姿の高海千歌の絵を並べてみたのだが、今回の絵だけスカートの表現が異質だ。
過去のラブライブの原画と比較検討した人の話では*1、このプリーツの山折りを巻き込んでくの字に折れ曲がるスカートの表現は、ヘソよりも膝頭が前に出る体勢で描かれてきたので、今回のポスターのように直立姿勢で描かれることはやはり異常らしい*2。原画が残してしまった下書きの身体の線を、仕上げが間違って彩色してしまったのではないかと予想している。
「鉄道むすめ」コラボのための東京メトロの駅乃みちかの萌え絵バージョンも同様の作画ミスがあったように見えた*3が、真実はどうであろうか。意図したものであっても、不自然には変わり無いであろう。表現規制にかけるべきようなものではないが完成度の問題で、発注者は検収をしっかりした方が良さそうである。そのためには、正しい表現を把握する必要がある。JAの人々も、まずはラブライブ!全話を視聴してみよう。
*1西浦みかん大使の千歌っちスカートについての見解 - Togetter
*2ふとももに他と同様の影があるので、スカートが身体に貼り付いている可能性はない。
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